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  今年のフィナーレを飾ったお宅のお引渡しが行われました。 

  

  

例年にない大雪で、戸惑いを感じている年末の札幌。

今年1年は皆様にとってどんな年でしたか?  

 

ご家族の入学、進学、卒業、ご就職、ご結婚。。。新たなる旅立ち。

新しい命の誕生に恵まれ、賑やかな年の瀬を迎えるオーナー様、大切な身内を亡くされ、静かに時を過ごすご家族など、それぞれの

 

除夜の鐘の響きがあることと思います。

 


個人的に私の年末年始は、故人を忍び、来る年をそっと迎えます。  

 
不思議と思い出すのは、床に伏していた死の直前の苦痛の表情より、もっともっと以前の元気だった頃の 生き生きとした笑顔。  

 

現在により近い記憶より、昔の出来事の方が背景まで色濃く蘇ります。 それが、美しい思い出となって記憶に宿り、心に複雑な

 

ヒダが増えてゆきます。 最近の日常も、近い将来はカラフルな色に脚色され、懐かしさと共に記憶にほんの少しの嘘をつくはず。

 


 

何億光年と時を隔てた宇宙の星と現在の私たちの時差のように、今の幸せを噛み締めなければ、永遠に輝く時が重なりあうことは


ありません。 

 

最期の時を病院で迎えた故人に、一日でも長く自宅で過ごさせてあげたいと、家族はお通夜を数日後に延ばしました。  


心なしか、自宅に戻った故人は一層安らかに見えました。


ある統計によると、自宅で最期を迎えたいと考える人は6割以上になるとのことです。  

 

人生の最期を迎える場所など誰にもわからない。 

 

でも、目には見えない家族の手垢が染み込んでいる自宅がホッとできる唯一の場所だということだけは確か。

そう思える゛家゛があるというのは、とても幸せなことではないでしょうか。  

 

私たちがお客様に提供しているのは家という住まい。  


そこから先は、住み手が日々を丁寧に重ねて紡ぐもの

 
そう、家は作るものではなく、紡ぎ出すもの


1滴1滴の小さな幸せにそっと浸しながら、1日では決して染まらない家族の愛着色に染めてゆくもの


両手で抱えきれない家族の喜怒哀楽が姿かたちを変えて、やがては安らぎで満たされるのが、家族にとっての我が家という無二の価値。

 

年越しの団欒で、゛終の住処゛について考えてみてはいかがでしょうか。

 


  

KENT HOUSE 富 沢