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2020.3.2

南フランス 研修レポート ~アナザーストーリー編~

皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」が発表され、外出を控えている方も多くいらっしゃるかと思います。 ニュースを見るたび恐ろしくなってしまいますが、万全の対策で乗り切っていきたいと思います。 さて、1月下旬に出発した海外研修から早1ヵ月・・・あっという間に3月へ突入・・・ 時の流れの早さを改めて感じております。 今回のブログでは最後の海外研修レポートをお届けいたします。 どうぞお付き合いくださいませ。 前編・後編に引き続き、アナザーストーリー編としていくつかご紹介いたします。 4日目までは南フランスを巡ってきましたが、 研修最終日はなんと・・・ロンドンを4時間30分で巡ってまいりました。 時間との戦いです。 Tate Gallery of Modern Art(テート・モダン) Herzog and de Meuron / Sir Giles Gilbert Scott 廃墟となっていたバンクサイト発電所を改修し、現代美術館に再生した建築物です。 近現代アートが主に展示されています。 ミレニアム・ブリッジを歩いていくと、象徴的な長い煙突が見えてきます。 美術館に煙突・・・という異色な組み合わせに魅了されてしまいます。 中に入ると広がる巨大な吹抜け。 かつて大型発電機が置かれていた空間だそうです。 このスケールの大きさの吹抜けとは出会ったことがありません。 エレベーター前の案内やピクトグラムも現代的で目に留まります。 ヨーロッパでは日本と階数の数え方が違い、エレベーターでは戸惑うこともしばしば・・・ 上階のレストランも利用しました。 優雅に食べる時間はもちろんありません。爆食です。 ですが、紅茶だけは優雅に飲みました。イギリスで飲む紅茶は格別です。 レストランに設けられた大きな窓からはロンドンの近代的な建物が一望できます。 British Museum(大英博物館) Sir Robert Smirke / Foster Associates 研修の最後に見学したのは世界三大博物館の1つとされている大英博物館です。 世界各国の文化財や芸術品が展示され、1日で全てを見るのは不可能といわれています。 ・・・しかし、今回はわずか1時間で回ってきました。 駆け足で汗だくです。 Norman Foster グレート・コートと呼ばれる大きなホール。 もとは図書館閲覧室と書庫の建物でした。 しかし、動線の問題からオープンスペースへ改修され、ガラス屋根が架けられました。 この屋根は、3000枚以上の三角形のガラスから成り立っています。 一見同じ三角形に見えますが、1枚たりとも同じ形のものはありません。 この滑らかなうねりは、ずっと眺めていられるほど美しいです。 外はあいにくの大雨でしたが、ここに立つと晴れた空の下にいるかのような感覚でした。 室内にいながら外を感じることのできる開放的な空間です。 ~おまけ~ ロンドンといえば・・・ビートルズ!! ということであの有名な横断歩道、アビー・ロードに行ってきました。 観光客も多く、車通も多いため、タイミングを見計らっての撮影です。 ジャケット写真のように歩くのは難しかったようです・・・ アビー・ロード・スタジオも外からは見学できますので、ビートルズファンの方必見です。 ・・・以上で終了です。 3回にわたりブログでレポートをお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。 美しい街並み、自然、歴史的・近代的な建築、温かい人々、食・・・ 多くのことを五感で感じた研修となりました。 芸術家たちに愛された南フランス。 新旧建築にあふれたロンドン。 どちらも魅力的で虜になること間違いなしです。 日本とかけ離れた文化に触れると、改めて日本の良さも感じるものです・・・ KENT HOUSE 本瀬