先日、KENT HOUSE設立2年目に建てられた住宅に伺いました。

全体の空間はもちろん、細かいディティールも

18年過ぎた今でも古びることのない、KENT HOUSEの原点です。





今と変わらずシンプルながらも、どこか優しく感じられるのは

ご家族の愛着から生まれるものなのでしょうか。

新築の真新しい輝きとは別の、温かみのある輝きがありました。



温かみのある輝き・・・とは本物へのこだわりも大きいのだと思います。

最近では優れた工業製品も多く、コストやメンテナンスのパフォーマンスはとても素晴らしいですが、

年月を重ねて飴色になった美しい木目は、

素材の経年劣化さえも美しく見せてくれる本物でしか表れない姿です。



当時の打ち合わせで描き込まれた図面は日に焼けるほどの時間を過ごしていますが

会話に花咲く様子を見て、家づくりを通して今でも素敵な関係があることは

大切に住んでもらえることに繋がっているのだと

そう思える一日でした。



貴重な時間を頂きありがとうございました。

KENT HOUSE　三本木