BLOG

土地を決めて、あるいは持っていて、そろそろ家でも・・・
という計画が持ち上がり、プランニングを依頼する際、
いったいあなたは何社ぐらいにお願いするでしょうか?
プランは土地と要望が決まっているのであれば、どれも似たようなものだろう・・・
と思っているあなたは大きな誤解をしています。
実は、方位方角まで細かい希望がある場合は別として、
同じ土地で、同じように間取りの要望を伝えても、出来上がったプランは
それぞれ似ていても異なるもの。
5社に頼めば5通りの、10社に頼めば10通りのプラン図ができます。
そして、時にはこれが同じ土地でのプランなのか?と疑ってしまいそうなものも。
この会社のこの良さと、この会社のこの良さをプラスすれば最高なのに・・・
と思っても、プランは難しいパズルのようなもので、簡単に当てはまるわけでは
無いのがつらいところ。
また、最初のプランを軽い気持ちで変更すれば、外観に影響が出るなど
楽なことばかりではありません。
なんでも詰め込めばおいしくなるわけでは無いのは、スープと同じ。
『土地』という素材をいかにおいしく調理するかが大切なのです。
ケント・ハウスの特徴の1つは、どの会社の発想にも無い大胆なプランニング。
私も、かつてはその度肝を抜く発想のスゴサに舌を巻かれたそのひとり。。。
027.jpg
プラン提出は、会社にとっても、お客様がその住宅会社に期待から羨望へと
ステップを上るための大きな試験会場。
全身全霊でエネルギーを費やす場面の一つです。
プランこそが家の性格であり、外見をつかさどる大事な核なる部分。
プランとの出会いは人と人との出会いに似ています。
外見(外観)などの見た目に始まり、内面(空間や配置)の本質や豊かさに触れる。
家の間取りも、生活を生み出す動線が、やがては個々のライフスタイルを形作ります。
数多くの出会いがあれば、自分にとっての『本物』を早く見つけることができるばかりではなく、
自分は何が好きで何が苦手なのか?というような、今まで気がつかなかった
好き、嫌いが見えてくることもあります。
比較対象があることによって、潜在意識に隠れていた好みの部分が見えてくるのでしょう。
そんな魅力的なプランニングは、受け取って目に飛び込んだ瞬間にテレパシーのように
感じる場合もあれば、最初はピンと来なくても、繰り返し眺めているうちに
どんどん惹かれることもあります。
南にはリビング、そして採光の窓。
こんな常識を覆されたお客様がたくさんいます。
南から見える景色が何も良くなければ、あえて南に窓を取らなくては
いけないルールなんてどこにもありません。
陽は南限定で入ってくるものでは決してないのですから。
人と人の付き合いも、最初から通じ合う人、逆に最初は印象があまり良くない人など様々。
決め付けや思い込みで、視野を狭めず、冷静かつフラットな目線で
それぞれの深い内面に触れるうちに、他の人には無い長所や魅力に気づくこともしばしば・・・
自分が納得のいく確かな『本物』に出会うためには、まず固定観念を無くすことが近道では
ないかと自分に言い聞かせている今日この頃・・・

ブログ当番のサイクルが、9月から 週1に変わりましたので、2ヶ月振りのご無沙汰です 暖かい日が続いていたと思ったら・・・秋はちゃんとそこまでやって来ていたのですね。
モデルハウスのナナカマドの実も、可愛らしい紅色に染まってきましたが、皆様のお近くではいかがでしょうか。
秋と言えば、紅葉巡りのドライブや、遊山がてらの露天風呂などは、秋の行楽の一つですが、
私は先月末 待ちきれずに一足早く・・・行って来てしまいました 登別にあります 「 滝乃家 」 さん 本館オープンです。
大正時代に割烹料亭で創業し、戦後 旅館に転じた、
道内随一の日本庭園、道内初の露天風呂で有名な純和風老舗旅館さん。
道道温泉バイパス整備により平成18年2月から休館し、平成20年8月1日 全面改築を終え
「 登別温泉郷 滝乃家 」 として、新たに グランドオープンとなりました。
正面玄関には、創業時から来客を出迎えていた オンコ( 一位イチイ) の木を植え直し、
大正時代から使用している飾り障子を配した 地下2階・地上4階建て 展望露天風呂を用意した新館は、
純和風の旧館の面影を残す 落ち着いた佇まいです。
① 展望露天風呂
敢えて 有名無名問わず、滝乃家さんのご要望やイメージを もっとも大切にして下さる設計士さんを、
全国 三十数か所、直接出向き 探されたという熱い思いや、
女将(おかみ) 須賀 紀子さんが一番の拘りと仰った、 直接肌に触る “ リネン類 ” や、“ 自家製化粧水 ” など、
長い間 旧館を大切に扱われていた 滝乃家さんらしい、“ おもてなしの心 ” を感じました。
温泉が流れ込むクスリサンベツ川と森林に囲まれ、温泉郷にある 安息の 「家」 を演出しているその建物は、
石井建築事務所さんの日本庭園を汲まなく取り込んだ美しい設計、竹中工務店さんの高い施工技術により、
“ 凛とした空間の美しさ ” を改めて感じます。
                                             ② テラスからの景色
旧館時代の、本当に大切に扱われていらっしゃるのが判る程、丁寧にお手入れする “ 繊細さ ” も
また新たな建物に 引き継がれていくのでしょうね。
実は、この滝乃家さん、本館クローズに伴い 札幌市中央区南8条西3丁目にて、
割烹料亭 「 茶寮 瀧乃家 」 をオープンされていらっしゃいます。
川を渡り京風の小路からお客様をお迎えするという、何とも趣のある演出・・
この空間は、ご多分にもれず 「 アトリエ テンマ 」 さんが手掛けられたお店で、料亭には珍しいオープンキッチンになっています。
③ 茶寮 瀧乃家 入り口
私が伺った時には、アニメ ムーミンに出てくる 「ミーちゃん」 宜しく、トンガリ頭がチャーミングなご年配の方の、
何とも初々しい接客で 楽しいお食事の時間を過ごさせて頂きました。
本館・料亭ともに、女将 須賀さんの 「 オープンに向け、ドタバタと間に合わせたばかりで、思う様に手が届かなくて・・・ 」 
「 ベッドやリネンに拘り過ぎて・・・他へのコストが・・ 」 なんて、はにかみながらのお言葉に、
これから益々素敵になっていく予感を感じた、新しいそれぞれの “ 滝乃家 ” さんでした。
滝乃家さんは、本館 「 温泉郷 滝乃家 」 ・ 割烹料亭 「 茶寮 瀧乃家 」 の他に、 
別館 「 玉乃湯 」 と 幾つもの 素敵な “ おもてなし ” を提供して下さる空間をお持ちです。
宿泊時 チェックアウトがゆっくりで、朝のお庭の散策は、伺う度に違う顔を見せてくれる 楽しみの一つです。
                                          ④ 滝乃家別館 玉乃湯
これからの季節には、是非 美しい空間からの 「 艶やかな紅葉 」 を楽しんでみてはいかがでしょう。
追伸
特注の “ コンフォーターケース ” や、自社でクリーニングする程 風合いに拘っている “ タオル ” を
是非 売店に置いて下さる様、お願いしてしまいました 拘り貫いたリネンに包まれた、シモンズ ( タック&ジャンプキルト ) のベッドは、
極上の寝心地で、メロメロになります                         
                                                        川粼

美食倶楽部 発足

2008年09月16日

あなたには、自分の身近にあって、普段から気になっているのに、
なぜかかなかな行けないお店はありませんか?
いつか行こう、行こうと思いながら、身近な事が裏目に出てしまい、
「いつでも行けるか・・・」と何度となくタイミングを逃してしまうお店が。
私にとってはそんなお店こそが、ジンギスカンの人気店
ヤマダモンゴル』でした
会社とすぐ目と鼻の先にありながら時間が無くて縁遠かったお店。
s-141.jpg
時間というものは考え方次第。
時間が無くなるのではなく、時間は紡ぎ出すものなのかもしれません。
・・・ということで、強行突撃したこの日。
s-140.jpg
平日だというのに、お店の中はすでに満席。
椅子にすわり並んで待つこと数分。
ちなみに、シチズンが行った「待ち時間アンケート」によると。。。
大人気の飲食店を行列で順番を待つとき、どの程度を覚悟するか?
という問いには、30分が44.3% 1時間が30.5%

これが、普通のランチとなると話は別で・・・
昼食時、混雑するレストランでの待ち時間は7分が限界と答えた人が47.8%
オーダーした料理を待つ限界時間はは15分を超えると8割以上の人がイライラする 
という結果が出ています。
でも、時間の無い時は別として、行列で待たされると、
空腹のイライラ感とは矛盾して、ワクワク感が募ることが多々あります。
行列を見るとなんだか自分も並んでみたくなる衝動は、
心理学的に分析すると、同調心理の一種で、他人と同じ行動を行うことで、
無意識に安心感や価値観を共有できるというもの。
こちらはもっとマニアックな 待ち行列理論
さて そんなことを考えているうちに、やっとカウンターの席に通されました。
s-116.jpg
私は、まわりが結構驚くほどの大食いです。
コンビニでランチを買うと、「お箸何膳お付けしますか?」と聞かれます。
堂々と「一膳で。」と答えるには勇気が要ります。
そして、先ほどの同調心理にピタリと当てはまるべく有名店や人気店などには
並んででも1度は行ってみないと気が済まないタイプです。
A級、B級グルメに限らず、食べることに目がなく行列も苦にならないとなれば、
それはもう趣味の領域。
五感で感じる感動は、軽々と国境を超えるのでしょう・・・
この世には言葉が違っても通じるものが3つある。
音楽、美術、そして。。。食べ物。

「食べることが好き」と「好奇心」が重なると、貪欲までの探究心が生まれます。
このタレに足りないものは・・・とか、このドレッシングに使われている材料は・・・
などと、単なる「外食のメニュー」から、「我が家のメニューに・・・」
という欲張りな“アレンジ心”が芽生えるのです。
そんな食の話題から、笑い話、泣き話、愚痴話、真面目な思想、人生観の話題まで
ジャンルを問わず、常に一緒に食を楽しめる仲間に恵まれてきことは幸せなことです。
食事をするということは、周りの雰囲気や共に過ごす時間までを含めて
一緒に食すということに他なりません。
それを考慮してか、ケントの設計はキッチン、ダイニングがリビング同様
大切に考えられてプランニングされています。
s-札幌会場モデルハウス 04_3_16_15
ただ単に食を通して、血となり肉となるだけではない『心の栄養』を摂ることができるのが
コミュニケーションを取りやすい広めのダイニングの魅力。
たくさんの栄養と時間を食し、愛情や心の豊かさを育むこと。
おいしい食事はブルーな気分を一気に吹き飛ばす魔力があります。
あなたの料理で、世界はみるみる広がります。。。
実りの秋、食欲の秋、Let’s cook together!!
OK, I will eat together…

見た目はスタイリッシュ、しゃべり出すと漫才の名コンビ。
そんなお二人とのトークは朝まで続きました。
家づくりの話題からファッションのこだわり、過去の暴露話、さらに二人の出会いに至るまで。
ほとんど私が拷問のように質問し、時々質問に答えては自爆し・・・
の繰り返し。
鋭い感性や表現力が要求される職業柄、二人の言葉の選び方やテンポの良さは
人並み外れていて、聞き手を飽きさせず、時間があっという間に過ぎていきました。
そんな新婚ほやほやな二人に、桂三枝のごとく、お互いどこに惚れたのか? 
という私の大きなお世話な質問に、奥様は・・・
一例として、「どんなことがあっても人の悪口を言わない」ところなどを具体的に挙げ、
逆にご主人の方は、「う〜ん。。。」と、しばし悩み顔。
絞り出した答えも、初めて見た時の動きが。。。しぐさが。。。などの
抽象的な答えに加えて、「今までいないタイプだった」とか、
「彼女の撮った写真を見たときに衝撃を受けた・・・」などといかにも感覚的な答え。
でも、人にはなかなか伝えられないこのご主人の感覚的感性こそが、
逆に侮れない部分なのかもしれません。
おそらくは、理屈では語りきれない大きな「何か」がそこに潜んでいるということなのでしょう。
ご主人からの猛アタックに、徐々に心が動いた奥様。。。というストーリーと重なります。
私が初めてケント・ハウスのモデルを見たときに感じた思いがまさにそれでした。
具体的に「ここだ!!」とは説明できないけれど、ケント・ハウスのテイストや
空間を醸し出す存在の無い存在感。(わかりにくい〜)
それが心を捉えて離さなかった大事な要素。
そんなモデルハウスには、実は来場者を惚れさせる数々の仕掛けがあったのです。
たとえば、この1枚の絵画のような美しい窓。
s-026.jpg
こんな小さな仕掛けも、人々の印象を左右する上では、わかりやすいどんなディスプレイにも
勝る大きな演出といえます。
そんな細かい違いを説明していただく前に自分自身で見つけられると、意味もなく嬉しくなって、
ある意味童心に返ることができます。
モデルハウスなどは特に、短時間でたくさん回れば回るほど、どれがどうだったか
混同しがち。
でも、ディテールは忘れてしまっても、各家に入った時の、最初の印象や感覚を大事に
していれば、後々の業者選びに役立ちます。
そんな細かいところにも応じてくれる対応力があることも大事な見極めの一つ。
スッキリ感は、単純に何もないからスッキリしているというわけではなく、
裏では、人が見た時のみえ方、見せ方などのバランスもしっかり計算されているということを
知り、脱帽される方もいることでしょう。。。
そんな家づくりの一端を担う大切なトリックのヒントを見つけにモデルハウスを巡るのも
家づくりの上級者には楽しみの1つ。
続きは、ケント・ハウスのモデルで。。。
s-015_20080915163558.jpg
KENT HOUSE モデルハウス
札幌市豊平区豊平1条10丁目北海道マイホームセンター札幌会場

さて、ご夫婦の着工は、まさにこれから。。。といったところ。
s-066.jpg
いったいどんな素敵なお宅が完成するのか乞うご期待!!
ご主人は、たった1枚の写真を通して、彼女から生み出された
独自の世界観に尊敬の念を抱いたという直感型センスの持ち主。
そんな生まれながらに彼女に与えられた美的感覚にインスピレーションを
感じ取ったのでしょう。
世の中に溢れる作品と呼べる一つ一つに作り手の感性や魂が込められているのだと
したら。。。
その作品も、やはり作り手の細胞の一部。
お客様にも そんな風に心を震わせるほどのモノづくりを これから先も、私たちは日々目指したいものです。
s-051.jpg

前回の続き。
家を建ててから、少ないながらも招いたお客様達。
学生時代の友人 、それからすでに家を建てている知人、
そして、今回のように家づくり真っただ中に身を置く人々・・・
それぞれ家を見る視点が異なるのが特徴です。
同級生や古い友人は全体の空間や雰囲気を見ます。
そして、なんの承諾もなく勝手に扉を開けまくり、私の整理力が
どの程度進歩したかをチェックします涙 家を建てた知人は、たいてい「我が家」と比べたり、建てた
時期によってわかりやすく変貌を遂げる機器類にコメントを述べます。
さらに観点が違ってくる人だと、細かいところに目が行き届くので、
「収まり」の部分も見落としません。
そして、家づくり真っ最中の人たちの特徴はというと。。。
とにかく、1箇所、1箇所の見学時間が長い!!(笑)
車庫に車を入れて、ドアを開ければ家に入れるのに、あえて
玄関をぐるりと回りやっと家に入ったかと思いきや、靴を脱ぐまでにさらに15分以上・・・
もちろん、我が家の玄関が極端に広いわけではありません。
それほど真剣に見てくれる人達は、今、まさにタイムリーな方以外
いないので、ここぞとばかりに私の説明も饒舌になってしまいます。
そして嬉しくなって、自分がいかにマニアックだったかを自画自賛・・・
s-img_0571.jpg
最初は「尊敬」の眼差しだったお客さまの視線も時間を追うごとに
気のせいかどんどん若干「戸惑い」に変化していきます。。。
そんな戸惑いを見せながらも、興味深く耳を傾けてくれる素直なお二人。
1階部分ですでに1時間以上経過し、家の中をくまなく見てどのくらいの
時間が経過したのでしょうか?
我が家を自分でも大きなお城か何かと勘違いしてしまいそうな長丁場。
ピッタリついて説明していたせいで、すっかり調理時間が無くなりました。
でも、そこはアイランドキッチンの良いところ。
会話が途切れることなく、思いのままに調理できるのがメリット。
しかしながら、小さなデメリットも。。。
包丁捌きや料理の手際などが隠しきれない点です。
料理捌きに自信のない方は、私のように挙動不審になること必至です。。。
さて、家の紹介であっという間に時間が過ぎてしまい、遅れて始まった食事の席で、
最初に上った話題は、「どうしてケント・ハウスに決めたのか?」という質問。
実は、ケントにたどり着くまでには紆余曲折のストーリーが隠されていました。
そして、どうして最初からケント・ハウスに声をかけなかったのか?
という私の質問に、二人の答えは単純明快。
「高いと思ったから」
最初のころは、他メーカーでもプランを依頼していたお二人は、食わず嫌いの子供のように
ケントを最初から諦めながらも他メーカには決まって「ケント・ハウスのように・・・」と要望を出していたそう。
今となっては笑い話ですが、そのせいで随分時間を無駄にした・・・と
無邪気に笑ってばかりはいられない話も。
ケントを高いと決め付け、もっと高い大手メーカーなどに「ケント風で」と
お願いする皮肉なストーリー・・・
それだけお二人にとってのケントのイメージは「高級で高額」だったのでしょう。
水面下で同じようにケント・ハウスは高額だと思い込み、最初から候補にも挙げていただけなかった
お客様が一体どれくらいいることでしょう!!
ずいぶん遠回りされて、ケントに決められたお客様は、今回のご夫婦だけでは
ないはず!!
そのほかにも、以前、ライブヒルズの当社のモデルハウスに通りがかりで
遊びに来られたご年配のご夫婦は。。。
約1年ほど前に他社で新築されたばかりだとのこと。
「本当は、ケント・ハウスが理想だったのだけれど、何しろお高いでしょ?」と・・・
そのご夫婦が、風のうわさで聞いていたのは坪80万は下らないとの話。
いえいえ、そんなことはありませんと、価格帯をご説明すると、
手の届く金額だという事実を知り、驚きを隠せない様子で、
「それだったら、建てる前に1度相談に来るべきだったわ。」と。
リビングのこの感じは本当に好きだわ〜 と何度もため息をつかれ、
落胆した表情でモデルを後にされたのが印象的でした。
s-img_0068.jpg
実は、私にも同じような経験が。。。
モデルハウスの雰囲気に一目惚れしたはいいが、現実離れしたお風呂のガラスドアに
手が震え、我が家の予算で、どこまでついていけるのかしら?
と不安な気持ちに包まれた遠い思い出。。。
ケントの家は高いという噂がまことしやかに独り歩きし、私たちの思いとは
裏腹にお客様にとって敷居が高くなっているのが現状だとしたら、
これほど残念なことはありません。
お客様の想いも、私たちの想いも目指すところは同じなのに、ベールに隠された
金額の悲しい噂が、巡り合いを邪魔して結ばれない運命は
まるでロミオとジュリエット。
人生を左右しかねない大事な買い物だからこそ、後悔したくないと願うお客様。
その想いは私たちも同じこと。
その誤解を何とか解きたいと切に願っています。。。
皆さん一様に驚かれるずっしりと重くぶ厚い当社の見積書。
s-181.jpg
ケント・ハウスの価格は、決してリーズナブルが売りではありませんが、逆に閉口するほど
高額ではありません。
1つ1つの素材や部材の価格には根拠があることを、この細かい見積書によって裏付けされます。

s-002_20080913205531.jpg
見積書の時点で、造作の家具やお風呂、洗面などの細かい図面までも提案されています。
s-186.jpg
さらに驚きなのが、電気配置図もご提案の時点で、ここまで計算されていることです。
s-199.jpg
これほどまでに、見積もりに労力を費やしている会社は他にはなかなかありません。
お客様に提示する際は、1つ1つを丁寧に説明するので、普段は耳慣れない、
専門用語の意味を知る勉強にも一役買っています(笑)
だからこそ、他社のような「ざっくりとした金額」で後からオプションでどんどん
金額が上がるまやかし価格とは違い、ガラス張りでオープンな価格は、
素人のお客様にも手に取るようにわかりやすいシステムになっているのです。
さて、それからのご夫婦と私の朝までトークはというと。。。
。。。次回に続く

ケント・ハウスの家に似合いそうなものを思い浮かべると。。。
ガラスやステンレス系のクースタイリッシュな小物やアート。
間接照明を引き立てる様々な音楽。。。
そしてケント・ハウスこだわりの大きめの窓から映し出される景色を眺めながら
飲むワイン・・・
いえいえ、それだけではありません。
仕切りが少ない独自の設計力が生み出すゆとりの空間では
精神面でも心の余裕が生まれます。
その余裕は「人を招く」というおもてなしの心となって具体化されます。
。。。ということで、先日我が家に突撃されたのは契約を
終えたばかりのケント・ハウスのホットなお客様。
打ち合わせ中でもひときわ大きな笑い声が2階の奥でヒッソリ働く私の
耳にまで届くほど明るく若いお2人。
元々個人的なお付き合いがあったわけでもなく、初対面はつい最近に
行われた内覧会にて。
たまたま同席した打ち合わせで、「住人」は未確認だけど、我が家のことを
元々知っていてくれた偶然も重なって、以前の記事にあったような奇遇の連鎖によって
話が盛り上がり、なぜかまたしてもお客様の枠を飛び越えてしまい・・・
今回の直前予約の突撃訪問となりました。
週初めの我が家の冷蔵庫の中身は瀕死の状態。
慌てて材料を調達して作った料理がこれ。
s-088_20080912134744.jpg
見た目はマズそうですが、ほとんど脅迫状態で食べていただきました(笑)
s-090.jpg
私がケント・ハウスのお客様を招待したのは実は今回が初めてではありません。
今、まさにプランニングしている最中のお客様にも常日頃、実際に生活している家を
見たいというご要望があれば、積極的に案内したいと思っていますが、問題なのは
プライベートな自宅での対応を、オーナーの一人として接するべきか、
それともプロとして(プロには程遠いのですが)接するべきなのか・・・
家は絶対に失敗できない買い物であるがゆえに、誰もが真剣で、
こちらもマニュアルでは決して対処できない奥の深さや瞬時の判断力が問われます。
お客様が求めているものは、ざっくばらんで本音を交えた施主の声なのか、
それとも、社員として一線を引いた、居心地の良いおもてなしなのか・・・
ただ、丁重にお客様を歓迎すれば満足して頂けるのか?と言えば必ずしもそうとは言い切れません。
お客様のスタンスも十人十色。
確かな見極めが要求されます。
建物の良さがベースにあるのはもちろんですが、それ以上の域を
超えると、今度は信頼感や対応力が試されます。
もちろん、それらの根底にあるのはその人が持つ独特のオーラだったり、
人に好かれるオリジナリティーなのかもしれません。
。。。と言っても、そのあたりはまったく自信がないので、これから
ゆっくり磨いていくとして・・・
今回の自宅訪問ツアーに参加されたご夫婦は、最初の時点で、
中途半端で未熟なスタッフとしての私など必要ない!! と
言わんばかりにハッキリとした希望があったので、個人富沢綾として毒舌トークを
展開してしまいましたが、そんな直球ストレート以外にも「のし」をつけて見事なコンビネーションで
返し続けてくれたお二人。。。
愛は 地球 『変化球』を救う・・・
s-107.jpg
弾む会話は、料理の質を超え、テーブルの主役を奪うほどの
彩りとなって笑い声がダイニング中を駆け巡ります。
そんな奇知に富んだ夫妻から解き放たれる小粋なジョークこそが、ケント・ハウスの
テイストをより一層オシャレに魅せる秘訣なのかもしれません。
デザインもセンスが重要ですが、同じようにセンスの良い会話は
テーブルを飾る花をも超えて魅了します。(特に花は飾ってはいない我が家ですが)
どちらを取っても、ナンセンスの私には人生の教科書代わりに、無くてはならない
会社と素敵なお客様の存在。
予定外のハプニングに見舞われた記念すべきこの日。
s-093.jpg
結局会話の達人達の危険な罠にすっかりハマり、朝方まで盛り上がり、
気がつけば、すぐそこに朝の光が・・・ というか、完全に朝ですね。。。
s-100.jpg
次回は、この日の家づくりの話題の解剖です。

先日からお伝えしていたテレビ番組が無事に終了しました。
s-dscf4406.jpg
当日の社長は、多方面に電話で宣伝しまくり、逆に私は・・・と言えば
どのシーンが使われ、どのシーンが削られているのかと思いを馳せても、
肝心の収録の場面を事細かに記憶にあるわけでもなく・・・
s-dscf4411.jpg
私自身はほとんど緊張しないタイプなのですが、まわりで固唾を飲んで
見守っている方々の緊張感が空気を通して、こちらにも伝わってきます。
特に、社長と専務は「目」が「ヘマをスルナヨ!!」と語っていて
そんなプレッシャーを追い払うのに必死の私でした。
それでも、撮影の合間はこんな緊張感の無さ・・・
s-dscf4412.jpg
だいたい、家づくりの番組の質問は・・・というと、
「どうしてこの会社で建てたんですか?」とか、
「自慢やお気に入りのポイントは?」なんていうお決まりの質問に終始するのがお約束なのですが、
渡辺さんの数々の質問は、意表を突くものばかり。
普段、褒められなれていない私は、大げさにべた褒めされる
渡辺さんに戸惑いの表情を隠せないのが画面にも表れ・・・
オンエア当日は、会社に残っているメンバーで「にわか試写会」が行われました。
s-038_20080912125703.jpg
実は、1時間番組の中であらかじめ登場される順番なども聞かされていたわけでは
ないので、今か今かとみんなで画面を真剣に直視したのです。
撮影時より、そちらの方がなぜか緊張・・・
s-040.jpg
私が突拍子もない発言をするたびに、笑いの渦の中に・・・
テレビではテンポの良さや、スムーズな流れが要求されるので、
自分のペースで思いを伝えることがとても難しいところ。
s-dscf4420.jpg
各方面から思いもよらぬ反響をいただき、驚きとともに
ちょっぴり照れながら嬉しい気持ちでいっぱいです。
家づくり最前線の現在着工中のお客様や、契約前のお客様ばかりではなく、
初対面の近所の方々に声をかけていただいたり、会社に来ていただいたお客さまからの
温かい声、現場担当者を通して伝わる業者の方々の声、
さらに、ケント・ハウスで建てていただいたオーナー様の声や、古くからの友人知人まで。
家づくりに携わった人なら誰でも経験する大変さ。
番組の趣旨はこれから家づくりを始める方々への参考として・・・
というものが色濃いものでしたが、すでに家づくりを卒業している方や、
家づくりを裏で支えている現場の方々や取引先の皆様にも興味を持って
番組を見ていただいたことはとても光栄で、ますまスタッフの一員としても、
家づくりの重要性と魅力の深さを実感させられました。
私が本当に伝えたかった「住み心地の良さ」はそんな方々に支えられてこそ
成り立っているものだったんだと・・・
家づくりに参加にながら、心から楽しんで、その情熱やこだわりが
家中のデティールとなって到る所に散りばめられ、毎日の生活の中での
満足感となって空気と一緒に循環して、本当の意味での「住み心地の良さ」を
作り出してくれているのかもしれません。
この経験を、1人でも多くの方に伝えられるように、これからも
仕事に、ブログに?邁進するのでよろしくお願いします♪

「心」を込めて・・・

2008年09月10日

今日は、「あなた」という人格を形成している感情の話です。
人は、目で見たり、耳で聞いたり、肌で感じたり・・・を
頭の中の脳で判断します。
楽しい気分も悲しい気分も、すべての支配者は頭の中の脳。
でも、日本語には頭よりもハート(心)を主とした感情表現 がたくさんあります。
心当たり心掛け心遣いなどの身近な言葉に始まり、
心ばかりの心添え心尽くし心付け、などの真心や誠意を表現する言葉。
心持ち心成しなどの微妙なニュアンスを伝える言葉。
心残り心待ち心意気など、表情が見え隠れする言葉。
また、「心細い」の対義語は「心太い」ではなく「心強い
心弱い」よりも「心細い」という独特の表現に日本人のひねりを感じずにはいられません。
ひねりと言えば・・・心憎い心許(もと)ない などの言葉は、必ずしも文字の通りの気持ちを
表している訳ではないのが、心の表現が一筋縄ではいかないことを示しているかのようでもあります。
他にも、心温(暖)まる心が通う心を揺るがす心に沁みる心が洗われる
心を砕く心が震える心が乱れる心が躍る心を開く心を動かす
心を寄せる心を許す心を捉える心を奪われる・・・etc
そんなあふれる感情を伝える言葉の数々。
「心」は抽象的な存在ながらも、
話術や文脈の使い方によって 多種多様にも変化させ、目には見えない心理やその時々の感情をも
まるで身体から取り出して相手に差し出すことができるようないくつもの顔を持つ生き物。
私たちはいろいろな感情に取り囲まれながら日々を生きています。
その時、その時で感じた様々な気持ちや感情こそが人生を豊かにし、深みを与えるのかもしれません。
家づくりは1つの壮大なドラマです。
注文住宅なら規制がない分、選択肢の幅もグンと広がるので、
私たちの「頭」を抱えさせ「心」を悩ませます。
刺激、興奮、情熱、危険 波乱 感動などの感情を、
これでもかと、起伏を伴う「」という大海原を大航海できる体験です。
雑誌やモデルハウスで刺激され、夢を描き興奮し、実現へ向けて情熱を注ぎ、
コストバランスの危険に陥り、波乱含みの展開に右往左往してようやく出来上がった
我が家の完成に心から感動する。
9日に御引渡しを迎えられたお客様もそんな家づくりを心置きなく体験された
一人なのかもしれません。。。
s-021_20080910094520.jpg
s-038.jpg
私たちは、これからも「心成らずも・・・ 」を無くすために、普段から
精一杯の「心配り」「心構え」が必要だと実感した一時でした。
s-042.jpg
あなたもぜひ 心の琴線に触れる 感動の家づくりを。。。

Norway

2008年09月08日

前回はSwedenのRorstrandロールストランド社のプレートを紹介しました。
今回のヴィンテージプレートは北欧Norwayを代表する陶磁器メーカーFiggjo社のプレートです。
画像 012
画像 013
こちらはCorsicaシリーズ。
多くのシリーズがこの独特な雰囲気で男の人や女の人が描かれているのが特徴です。
色合もおもしろいなあと思います。
はっきりした製作年はわかりませんが1960-1970年代のものです。
ヴィンテージのものでも特別な時に使っていますが
お皿を洗う時はちょっとどきどきです。
そういえば大事にしていたワイングラスを元旦そうそう割ってしまったときは
しばらく信じられませんでした。えーん!                         鎌田

さて、前回に引き続きテレビの話。
2日目の撮影は実際に私とゲストが絡んでのトーク。
事前にいただいた台本はかなりアバウトで、ほとんど
ぶっつけ本番の成り行きまかせ。
質問事項ですら、ほとんど「その場のノリでお願いします〜」のような軽い感じです。
s-007.jpg
マンツーマンの会話と違い、テレビというのは不特定多数に伝えるという意味では
非常に複雑な要素を併せ持った側面があります。
日常会話との大きな違いはリアルには伝えきれない「間」なのかもしれません。
熱い思いを伝えたくても、それが映像というフィルターを通すと、
逆にやらせのようになったり、言葉を選びすぎるとたどたどしくなったり・・・
そんなことが杞憂に終わってしまったほど、スペシャルゲストの
独特の「間」や気づかいに今回はとても助けられました。
そのおそるべし、スペシャルゲストとは・・・・
s-005_20080906213711.jpg
リーダーこと、渡辺 正行さんです。
渡辺さんはご自身も家を新築された経験もあり、撮影の合間に
裏話などをユーモアたっぷりに披露してくれたばかりではなく、スタッフの皆さんへの
気づかいや、仕事としてだけではなく、建物そのものにも大変詳しく、細部にまで
興味津々の様子でした。
我が家の絵本を手にとってページをめくる後ろ姿はさすがに一児のパパ・・・
渡辺さんは、あらかじめ我が家を一通り見たわけでもなく、今回
あえてぶっつけ本番で臨みました。
リアクションも素そのもの・・・
カメラが回っていないところでもサービス精神満点で周りを飽きさせない
溢れるほどのサービス精神。
職業が人を造るのか、はたまた個人の「人と成り」が職業を育てるのか・・・
暮らし始めて、少しずつ生活感が出始めた家を、なんとか素敵に見せたくて、
「ここはブラインドを下ろした方が良い!」とか、「車が映り込んだのでNGです!」
と、まるでどっちがディレクターだかわからないほど、走りはじめた私。
そんな素人の私にも快く最後まで笑顔でお付き合い頂いたカメラクルーの方々。
皆さん、個性的でとても楽しくあっという間の時間でした。
最終的には、何度も機材を入れ替え、「巻き」のはずが「押し」てしまった撮影時間。
s-015.jpg s-014.jpg
そんなたくさんの人たちに支えられて、1つの番組が出来上がりました。
s-003.jpg
渡辺 正行のマイホーム大事典
TVH 9月9日 19:56〜
物事には、綿密に計画をきっちり立てて予定通りにうまく進む場合と、
皮肉なことに、まったくの無計画で案外思いもよらぬ「ひょうたんから駒」の
良い結果になることもあります。
さて、今回は吉と出るか、凶と出るか・・・
「編集」というプロの腕に運命を託した私たちはもはやまな板の上の鯉。
知る由もありません。。。
結果をお楽しみに・・・