2018.6.16
東京散歩
6月も中旬に入り、札幌もようやく暖かい日には上着を羽織らずとも歩けるようになりましたね。
今から少し遡り、桜が予定よりも早く散り始めていた頃、
少しお休みを頂き都内のいくつかの建築を訪れていました。
上野にある東京国立博物館の正門をくぐり、左の小道へ進むと、
木々の中から現れるのは端正な表情をした谷口吉生さんの法隆寺宝物館です。
少し奥まった場所に佇んでいること、
また、朝ということもありとても静かで、人もあまりいません。(もったいない!)
散った桜の花びらがそよそよと浮かぶ水盤が空間を色づかせていて、
思わず息を呑んでしまいました。
中では法隆寺へ献納された品々が並びます。
華奢で上品なプロポーションと3層にわたる巨大なピロティ。
展示スペースの面積に対して、
過大なエントランスには制約にとらわれない設計者の意匠が表れていて、
美しいことはもちろん、羨ましいな・・・とも思いました。
場所が変わって銀座の夜。
同じく谷口吉生さんが基本設計をしたGINZA SIXへ。
巨大でその姿の全貌をとらえることはできませんでしたので、
著名なブランドの旗艦店が立ち並ぶファサードより、
ディオールの特徴的な白い亡霊のような壁面のディティールを。
他にもたくさん巡ったのですが、この続きはまた次回。
KENT HOUSE 三本木
少し奥まった場所に佇んでいること、
また、朝ということもありとても静かで、人もあまりいません。(もったいない!)
散った桜の花びらがそよそよと浮かぶ水盤が空間を色づかせていて、
思わず息を呑んでしまいました。
中では法隆寺へ献納された品々が並びます。
華奢で上品なプロポーションと3層にわたる巨大なピロティ。
展示スペースの面積に対して、
過大なエントランスには制約にとらわれない設計者の意匠が表れていて、
美しいことはもちろん、羨ましいな・・・とも思いました。
場所が変わって銀座の夜。
同じく谷口吉生さんが基本設計をしたGINZA SIXへ。
巨大でその姿の全貌をとらえることはできませんでしたので、
著名なブランドの旗艦店が立ち並ぶファサードより、
ディオールの特徴的な白い亡霊のような壁面のディティールを。
他にもたくさん巡ったのですが、この続きはまた次回。
KENT HOUSE 三本木