blog

2025.2.15

省エネと意匠

皆様、お久しぶりです。

気がつけば前回の投稿から半年以上も経過しておりました。
最近は札幌も連日の降雪の影響で、雪が増えてしまいました。
来週からも寒波が続くようですので、皆様もお体にお気をつけて日々お過ごしください。



最近、建築物の省エネ関連事項について関心が高まってきており、新しく建設する住宅の性能が飛躍的に向上しております。
今後は、省エネ性能を向上させる為の制限を守りつつ、より意匠性の高い建築物を設計する事が特に重要になると感じています。

弊社においても、日々向上していく省エネ性能基準の中で、お客様にとって理想となる住宅をご提供できるよう検討を重ねて参ります。
しかしながら、省エネ性を過剰に意識したり意匠性に特化しすぎることで、実現できない意匠や施工不良が起きやすい計画となってしまい、満足する省エネ性能を発揮できないのであれば本末転倒です。

このような事態にならないよう、新たな知識や正しい技術を身に着けて、省エネ性と意匠性をバランスよく住宅の計画に反映していけるよう日々技術向上に努め成長を続けて行きます。



皆様は、住宅を建築する際に国土交通省等から支援事業として補助事業がある事をご存じでしょうか。
上記の子育てグリーン住宅支援事業は2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた支援事業です。
ZEH水準をクリアした省エネルギー性の高い住宅について、新築時に40万円、建替時に60万円を補助金として支援している事業となります。

参考とはなりますが、弊社では省エネ性能の向上に向けてこのような補助事業を利用して住宅を設計している実績もございます。

これからも、意匠性を欠くことなく、より優れた住宅をご提供できるよう努めてまいります。

ケント・ハウス 岡部