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高台の一角に完成した こちらのお宅では、間もなく迎えるお引渡しを前に、窓のキャンバスに春色

が添えられていました。


澄み渡る空の水色のご機嫌を決して損ねることなく、複雑な淡彩で1年にわずかな間だけその存在を伝える

可憐で控えめな奥ゆかしさは、私も含めた現代を生きる女性にそっと苦言を呈してくれているかのようです。


そしてそれは、存在の儚さゆえに、キャンバスというよりもむしろ映画のスクリーンという表現がピッタリで

このまま見入っていたらそのうちに場面が変わり、タイトルが出てきそうな錯覚にとらわれるほどです。

 

365日表情を変えながら描かれるこちらのスクリーンの貸切り映画は、風景を背に家族の成長を描きながら

シナリオのない様々な物語を上映していくことでしょう。 


やがて時を重ね、家族の大切な思い出となって蘇り、次の物語の始まりを予感させながら、「男はつらいよ」を凌ぐ勢いで  


オリジナルとしてシリーズ化していくのは必至です。

 

  
 
                    数週間前から、札幌市内のあちらこちらでも待ちに待ったピンクの風景です。

 

そんな春の便りと共に、山形県からコスモホームさんがケント・ハウスに視察の目的でお見えになりました。

柿崎社長を筆頭にした4名のアットホームなこちらの会社の方々にお目にかかるのは今回で2度目。

「 まずは多くのお客様に認知してもらうこと 」それが当面の目標だと語る柿崎社長は熱い情熱を秘めた勉強熱心な方でした。

スタッフの方たちも、これから会社を大きく成長させたい・・・という意気込みに溢れていて、吸収できることは

すべて吸収したいという、目標をひとつに突き進む姿が眩しく見えました。

私たちにとっては、日常業務のごく当たり前のことでも、同業他社様に感心していただくと改めて自信につながります。

 

たとえば、引渡し前に必ず行われている社内検査。

工事・設計などの部署がほとんど総出で、傷や扉の不具合のチェック、浴室や食器洗い機などの

念には念を入れた試運転などを繰り返し行い、手直し工事とクリーニングを施して晴れの引渡しに備えるのです。

 
こちらのお宅も、ここまでか・・・というほど厳しく細かいチェックのブルーテープが至ることろに貼ってあります。
 
どんな傷でも見逃すまいと、真剣な眼差しで取り組む担当者たちは、さながら犯人を仕留めることに必死な警察官の姿を連想させます。

そのあたりは、お客さまにとっても組織力の強さを感じていただける場面かもしれません。
 

さて、話は冒頭の高台のお宅に戻ります。。。

ズームにすると、桜の存在感が先ほどよりも大きく感じられます。



 
空色に引けをとらずに堂々とその美を二分する形で納まる桜は、ある意味勇ましく、視点を変えると 

自らの意思で立ち上がり、たくましく生きる今の女性にエールを送ってくれているかのようにも見えてきます。

 

日々時代は刻々と変化し、男女の関係性も変わりつつある世の中・・・

男性が中心の社会においても、女性の消費力がマーケットを支えていると言っても過言ではない現在では、

女性のためだけに練られたキャッチコピーにも改めて驚く人はいません。

 
家づくりの打ち合わせでは、奥さまの意見は私たちにとって今後の進化に役立つものも少なくありません。

今回の桜のように、視点が変われば見えてくる世界も変わるので、いただくご意見はとても貴重です。

 

しかし、つくづく女性が強くなったと言われる昨今でもなお、世間を賑わしているのは女性にまつわる嘆かわしいニュース。。。

 

そんな現状を知ってか知らずか、桜は今年も見事に花を咲かせ、春の代名詞となって私たちの心を潤してくれます。

 

アルバムや映像の中では、永遠に咲き誇り、来年、再来年の春と共に、この先もそれは続いていくのでしょう。

 

 


もし、映画のタイトルでも考えるとしたら・・・ さしずめ 「女もつらいよ」 といったところでしょうか…

 

KENT HOUSE 富 沢