~ 研修旅行 カンボジア ~
2015年01月31日
カンボジア シェムリアップ アンコールワットの朝日は、
嬉々とした未来を予感させる希望に満ちていました。
カンボジアの印象を一言で語るなら、それは“たくましさ”
決して豊かとは言えぬ環境下の中で、温かい笑顔を絶やさぬ人々を見ていると、
平和である日常に手を合わせずにはいられません。
なぜならば、古来より栄光と衰退、侵略と悲劇を繰り返し、
歴史に翻弄された数え切れない罪なき人々の苦痛が癒えぬまま
今も尚、その大地に眠り続けているからです。
同じような歴史をたどってきた国は世界に数あれど、カンボジアの内戦で流れた血と涙が
大地のごく浅い所で生々しく息をひそめているリアルさは、おそらく他国の比ではないでしょう。
アンコール遺跡を目当てに、世界中から人々が集まるこの町ですが、
それを知ってか知らずか、至ってマイペースで時が刻まれる風景が好印象でした。
塗り替えることのできない歴史の悲しみを瞳の奥に宿し、たくましく生きる人々の姿が、
心に刺さったこの旅では、今までの研修旅行とは一味違う学びの場になりました。
市場では、今日を生き延びるために懸命な人々が必死に働いていますが、
中にはスマホ片手に昼食を取る人の姿も・・・
今日に訪れたカンボジアの平和と、異国の旅人で支えられているマーケットの活気は
やはり古代文明の多大なる遺跡があるからこそ。
夕陽を待つ私達・・・
カンボジアの夜は深く長いのです。


平和について誰かと語りたくなりました。
KENT HOUSE 富 沢
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