今回は先日お引き渡しを終えたお宅のお話です。
最初にモデルハウスに来場され、ほどなくしてケント・ハウス本社の扉を
叩いて頂いたのが昨年の12月の出来事。
ご夫婦ともにフットワークが軽く、臆することなくご本音で相談下さった
シーンが昨日のことのようによみがえります。
洗練された雰囲気と余裕の表情の中から、こぼれ落ちる品の良さに、こちらも自然と身構えてしまい、緊張したのもつかの間、
その緊張を解いて下さったのは他ならぬご夫婦たちでした。
最初のお打ち合わせから、ご予算も含めて本音を打ち明けて頂く方はそれほど多くはありません。
言い方を変えれば、おおよそのイメージはあるものの、実際にどのくらいの額を目安に予算を見込めば良いのかわからないで
家づくりをスタートさせる方がほとんどです。
だから、根拠のないイメージの金額をそのまま伝えることに抵抗を感じるというお客様もいますし、あるいは、
本音を打ち明けてしまったら騙されてしまうのではないか?と、オッカナビックリの心境のお客様もいます。
そして、ケント・ハウスは高いと考え、自分たちの予算で大丈夫なのだろうか?と思い、なかなか本題に入れなかったという
お客様の声も伺ったことがあります。
たとえば、こちらの話を聞いてからじっくり比較検討したいと考えるタイプのお客様と、まず自分たちの情報を伝えて相談してみてから
考えよう・・・というお客様で差が出るのは、スピードです。
もちろん、家づくりは早ければ良いというものではありませんが、今回のように、テンポが良くオープンな人柄のご夫婦にお会いした
ときは、毎回パワーを頂くので、ついつい熱が入り、時間を忘れてお打ち合わせが進むこともありました。
家づくりの長いプロセスの中のどこかで1度は必ずと言って良いほど出てくる“腹を割らなくてはならない”場面。
『腹を割る』 という響きは、なんだか苦痛が伴いそうです。
それではポジティブに『胸襟を開く』という風に考えてみてください。
聞きにくくて、ついついタイミングを失っていた様々な疑問や気になる予算面・・・
勇気と言葉一つで固まっていたイメージがほどけるかもしれません。
なんとなく始めた家づくりも、工事が始まると、楽しくて毎日のように訪れていたという今回のご家族・・・
率直なご質問や希望などをお聞かせ頂き、充実したやり取りができたことによって、各担当者との良い関係ができました。
最後に、ケント・ハウスにして良かったとのご感想を頂きました。
KENT HOUSE 富 沢