雨に濡れたカエデ越しのリビング
夏の雨は何故か大粒で、暑くなった季節をひんやりとさせます。
大きな開口部からは、晴れの日も曇りの日も、そして雨の日も
いきいきとした自然の潤いを感じさせてくれます。
断熱性能の高いガラスは、紫外線も約90%カットしながら、
美しい季節だけを取り込み、ご家族の毎日に彩りを添えるでしょう。
これからマイホームのご計画を立てる皆様へ、彩りある毎日をご提案致します。
週末はお天気が崩れそうですが、そんなお天気でも楽しめるモデルハウスへ
是非ご来場頂き、皆様の夢を重ね合わせてみては如何でしょうか。
週末は皆様のお越しをどうぞお待ちしております。
~ お知らせ ~
モデルハウス周辺では、7月12日より一部交通規制を行っております。
交通規制情報は、一つ前の記事 にてご確認頂けます。
ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
西日本の地域では大変な水害に見舞われいる様ですね。心からお見舞い申し上げます。
川崎
*** ちょっと寄り道 ***
7月15日夜、第143回 芥川賞・直木賞が発表されましたね。
芥川受賞は、「乙女の密告」 赤染晶子さん
直木賞受賞は、「小さいおうち」 中島京子さん
共に初のノミネートでの受賞だそうですね。夏休みも近いですし、
「 せっかくのこの機会に読書は如何でしょうか。 」 と今日は ” 本 ” のお話です。
因みに芥川賞選考委員のお一人 小川洋子さんはご存知の通り、
2004年本屋大賞受賞作品 「博士の愛した数式」の作家さん。
数学者 ポール・エルデシュ 氏をモデルにしたとされる物語で、
交通事故により ”新しい記憶が80分しか持たない” 博士と
毎日が”初対面”となる、28才のシングルマザーの家政婦、
そしてその10才になる息子を交えた、ちょっぴり切なく悲しい
そして精一杯それぞれを気遣う愛情が垣間見られる作品でしたね。
ところで、突然ですが皆様は初めて読んだ「本」というと、どんな本を思い浮かべますか。
もう40年近く前に出版された本 「 動物いけどり作戦 」
お恥ずかしながら、私が一番最初に読んだ「本」です(笑)
昨年11月12日 の記事で書きましたが、幼少の頃は、
写真が載っていて、原産地や特性・関連記事など
知りたい事全てが完結に記載されている図鑑が大好きで、
幼心に疑問が多かった(汗)絵本には興味が持てず・・
小学校にあがった頃、初めて読んでみたいと思ったのがこの本でした。
ジェラルド・ダレル 著 「新ノアの箱舟」というノンフィクション作品の
”児童図書”として出版されたものです。
動物園の為の動物を捕獲する”自身”の体験を
面白おかしく描いた作品の中には、キノコしか食べない亀の話や
旅の途中での、愛情溢れる動物とのやり取りが描かれています。
この作品は既に絶版で、古本屋さんでしか探せない物かも知れませんが、
この本がきっかけで、作家さんとされる方々の書く文章に興味を持ち、
多くの作品を楽しめる様になりました。

正統派とされる純文学や流行りのハウツー本、
”ぐうたらを軸にユーモアを交えたエッセイ”や
学生らしく哲学書なんかも読む真似したり・・(笑)
本の面白さは、決して自分一人の発想や体験では知り得ない
広い広い世界が広がっている所ではないでしょうか。
ただし、読み続けていると何となく掘り下げてしまい、
一人の作家の作品を読破し、深く考えさせられたり・・・
こちらは「アルジャーノンに花束を」の著者 ダニエル・キイス
「24人のビリーミリガン」 連続犯罪を犯した青年の
所謂、多重人格者についてのノンフィクション作品であり、
当時の私には、大変衝撃的な内容でした。

また、1988年大流行した シドニー・シェルダン 著書の
「 ゲームの達人 」 の想定外の展開とスピード感、
2000年、遺伝子工学に基づいた近未来小説での
マイクル・コーディー 著書の「イエスの遺伝子」では、
科学や医学の進歩の面白さと怖さが何とも新鮮でした。
どちらかと言うと、恋愛小説や推理小説が少々苦手な私ですが、
そんな私でも楽しめる数々の魅力満載な作品が並ぶ「本屋さん」で
最近、余り本は読んでいないわという方、ちょっと苦手だわと言う方、
是非、この機会に新鮮な面白さを見つけてみては如何でしょうか。
*** おまけ ***
最近、どうしても気になるこのお方、渡部陽一 さん
彼の職種とキャラクターとのギャップに何故か魅かれてお試しに購入しました。
のんびりした口調からは想像出来ない言葉のボキャブラリーの豊かさは、
明治大学法学部卒業・・・な、なるほど納得です。
なにより 「 戦場カメラマンになったきっかけ 」 が・・・やっぱり彼から暫く目が離せません。
(勿論、戦場の悲惨な状況をリアルに映し出す 写真 には、深く考えさせられますが、
彼の写真には、人の良さがちょっぴりはみ出していて、それらも興味深いですね。)
またまた長くなった記事にお付き合い頂き有難うございました。
それでは、皆様 良い週末を・・・
川崎