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建築・デザインを学ぶため、1月末の6日間、私たちは海外研修へ向かいました。

今回訪れたのは地中海に面する南フランスのいくつかの地域と、隣接するモナコ公国、

さらには初となる長時間トランジットでのイギリス・ロンドンの三ヵ国という大ボリュームツアーでした。



今回はその中より・・・フランスの3つの建築についてご紹介いたします。











MuCEM(ミュセム/ヨーロッパ地中海文明博物館)/2013
Rudy Ricciotti (リュディ・リチオッティ)
マルセイユ、フランス


張り巡らされたメッシュが特徴的なファサード。






建物外壁とメッシュの間には、屋上テラスへと向かう屋外通路の層が配置され、

少しずつスロープで登りながら、街のシークエンスや地中海のきらびやかな光をメッシュの間から楽しむことができます。

(あいにくの天気・・・)







近隣に位置する旧市街と空中回廊でつながり、街に開かれたスペースとなっています。






超高強度繊維補強コンクリートでつくられたメッシュは、近づいて初めてコンクリートと認知できるほど軽やかな印象です。










Unité d’habitation (ユニテ・ダビタシオン)/1946-52
Le Corbusier(ル・コルビュジェ)
マルセイユ、フランス



戦後のマルセイユでは、ナチス・ドイツに一面焼け野原にされてしまい住民の住む場所が足りなくなっていました。

いくつかの街の復興プロジェクトに参画していたコルビュジェの元へ、

国から大規模な集合住宅の依頼があり、このプロジェクトがスタートしました。






法を無視してもよいので自由に設計してほしいという国からの要望を受けて、

彼が抱いていた展望を反映させ、単なるアパルトマンではなく、

その中で生活の全てが営める大型客船のような 「街」 をつくりだしました。






太くたくましいコンクリートの脚で支えられたピロティーは建物から大地を開放し、

建物を迂回することなく裏側へ通り抜けることができます。






また337戸の住戸のほか、中層階には商店やホテル、

屋上には幼稚園・プール・運動施設といった共用施設が設けられました。

もちろん、世界文化遺産となった今でも現役で機能しています。







暗い共用廊下を通りビビットカラーの玄関ドアをくぐると、

住戸内は東と西に設けられた窓からの採光で満ち明るい空間が広がります。






いたるところにシャルロット・ペリアンデザインの特注家具が組み込まれ、

コンパクトながらも機能的な空間がしつらえられていました。






数あるユニテの中でも、最初に作られたのがマルセイユのユニテ。

コルビュジェの描いた輝く都市への展望を覗き見ることができた喜びと、

今でも尚、住まいとプログラムの両機能を果たし使われる生きた建築へ出会えたことは幸せな時間でした。











Abbaye du Thoronet(ル・トロネ修道院)/1160-75…1200
ル・トロネ、フランス



フランスで思い出されるのは、ノートルダム大聖堂にみられるバラ窓・ステンドグラス・彫刻など、

華やかな特徴をもつゴシック建築かもしれません。






南フランス、プロヴァンスの人里離れた谷間にひっそりとある3つあるロマネスク様式のシトー会修道院。

そのひとつであるル・トロネ修道院は、キリスト教の修道士の為の施設です。

人々が訪れる場ではなく、修道士が祈りをささげるための場であるため、

教会堂西正面中央には出入口がなく、右に小さな出入口があるのみ。







極端なまでに装飾が排除された空間は、建築の根源を考えさせられるほど素朴です。






厚い壁に閉ざされた空間は暗く静寂で、小さな開口部よりまっすぐにささる光に照らされながら、

コルビュジェをはじめ、世界中の建築家がこの建物に感銘を受け、思いを馳せたように、

自分の中に強烈な印象を残す建築体験となりました。













最後に集合写真をパチリ!





・・・さて以上でレポート前編は終了です。



研修期間中は大変ご迷惑をおかけいたしました。

今回の研修で吸収してきたことを皆様へ還元できるように社員一同頑張ります。

次回はこのブログでお知らせできなかった部分、そして別の切り口からお届けしたいと思います!


KENT HOSUE 三本木





ケント・ハウスでは、世界で活躍された建築家の建物、


異国の文化・美術・衣食住に触れ


新たなモノづくりに活かすべく、今年も海外研修へと旅立ちます。



今回の研修先は『 南フランス 』です。



南フランスと言えば、太陽きらめく美しい地中海沿岸の


優雅なリゾート地ニースやモナコ・カンヌ、


その対極とも言える 自然と建築が調和した美しい村 “ ゴルド ”


セザンヌやゴッホなど数多くの画家に愛されたプロヴァンス


そんな美しく優雅なイメージが色濃くありますが、



20世紀を代表する建築家 ル・コルビュジエの最高傑作と言われる


巨大集合住宅 “ ユニテ・ダビシオン ” や


世界遺産のゴシック建築・古代ローマ建築が美しく存在しています。



見どころ満載でどこまで吸収できるか分かりませんが、


社員一同しっかりと学んできたいと思います。



また、美食とワインの国ですので、心持ちふくよかになって帰ってきても


どうぞ温かく見守って頂けると幸いです・・・






つきましては、研修旅行期間中の営業時間のお知らせです。


ご迷惑をお掛けしますが何卒宜しくお願い致します。



日程 1月23日(木)~1月28日(火)


営業時間 AM9:00~PM5:00まで



※ 尚、マイホームセンター札幌会場内モデルハウスは


定休日の水曜日を含む1月22日(水)~1月29日(水)はcloseさせて頂きます。




川﨑

謹賀新年

2020年01月01日

明けましておめでとうございます。

昨年は、格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。

ケント・ハウスは、今年の3月で創業28年目を迎えます。







































これまで会社が継続出来ていることは、素敵なお客様達との出会いと協力業者様の力強いサポート、

社員の努力あっての賜物であると深く感謝しております。

昨今は、オーナー様の友人・知人、ご親族様からの依頼も多く、また、オーナーのお子様達が

入社してくる時代となりましたことを大変嬉しく思っております。

これからは、次の世代へと繋ぐ責任を果たすため、社員の教育、モチベーションアップへと一層

取り組んでまいります。




本年も皆様にとって素敵な1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。


2020 年 元旦

ケント・ハウス 藤本 忠宏