~ 技あり動線 なるほどアイディア ~
2012年03月31日
北海道にもようやく春の兆しが見え始めたかと思うと、寒さが戻ったりと、なんともパッとしないお天気が続いていますが
この4月からドキドキの新生活が始まる方も多いのではないでしょうか?
さて、今回新たに札幌で新生活を始める こちらのお宅が掲げたテーマは・・・
ズバリ! THE 家事動線

家事の中でも、手間がかかる 洗濯(洗う・干す・たたむ)
そして、たたんだ洗濯物をそれぞれの部屋に戻す作業・・・
2階の子供部屋に戻すのが面倒で、ついつい階段途中などに
仮置きしているお宅はありませんか?
さらに、冬が長~い北海道の場合、特に頭を悩ます問題が
室内の洗濯物干し場・・・
お洗濯自体はキライじゃなくても、スペースが充分ではないと、
はかどるものもはかどらないストレス・・・
こちらのお宅は、水回りや家事スペースが一直線に並んでいます。
つまり、奥様にとって、最小限の動作で最大限の能力を発揮できる設計なのです。
お風呂→洗面→洗濯機→物干しスペース→アイロン→ファミリークローゼットと
一連の動きがこのラインで叶えられる主婦の強い味方の頼もしいプラン。

アイロンコーナーは、ミシンをかけたり、家計簿をつけたり、フレキシブルに使えちゃうワークスペース。
横には、階段下のデッドスペースを利用した収納もついているのでお掃除道具もそこにまとめて置いておけます。
中央の画像の 『?』はというと・・・
アイロンをかけたYシャツなどを一時的にかけておくためのもの。使用しないときは、折りたためます。
まだ『技あり!』は続きます。
浴室前の脱衣スペースの収納は、目隠しをつけて
脱いだ洋服を ポンと入れることができます。
物干しスペースはあえて、パイプの高さを変えて通気を良くし、
ハンガー同士が重ならないよう工夫している技あり!の なるほどアイディア
こちらが動線の要
4.5畳の 集中クローゼット
玄関からも直結しているので、ご主人も帰宅後にこちらのクローゼットに
立ち寄り、普段着に着替えてお家モードに切り替えられます。
そして、今回のキッチンは手元を見せないカウンター
立ち上がりを付けて、その裏に便利金物を付けました。
皆さまも、新しい暮らしに、ぜひ 『技あり&なるほど・・・』 をたくさん取り入れてください。
KENT HOUSE 富 沢