“今”というかけがえのないもの ~ 1年に感謝を込めて ~
2009年12月28日

札幌では、絵になるような白いクリスマスを迎えましたが皆様はどのように過ごされましたか。
楽しいイベントの後は、大掃除、年賀状と仕事が目白押しですが、しんしんと雪が降り積もる中、
せわしない気持ちと共に時計の針は、普段よりも早いスピードで来年に向かって、
カウントダウンを始めています。

今年1年は、皆様にとってどんな1年でしたでしょうか
ケント・ハウスにとっては、創業して以来の数のお客様との出会いに恵まれ、
ありがたいことに、大変忙しく1年を過ごすことができました。
忙しいと、ついつい時間の波に流されてしまい、立ち止まって振り返ったり、静かに想いを馳せる余裕が
なくなってしまいます。
そういば、つい最近、子供がこんなことを口にしました。
「今年の冬休みは二度と来ないから、大切に過ごそう」
…しみじみ噛みしめたセリフとは裏腹に、冬休みがスタートしても、まったくそのような行動の気配すら
感じられないのが親として 少々つらいところではありますが、確かに。。。大人になると、経験値が増えることで
先を見通すことばかりに気を取られてしまい、未来予想図を描く機会はあっても、現在という感覚にはやや鈍感気味

特に忙しい今の時期だからこそ、年の瀬は唯一無二の
“今”について、真剣に考えてみることが
もしかしたら将来の“今”をさらに豊かなものにできる
ヒントになるかもしれません。
あくまでも刹那主義的な発想にならない程度に(笑)
我が家は 質より量のクリスマスでした。。。

そして、家族の数だけ増えるイベント。。。
クリスマスすぐ後は、家族の誕生日。。。

胃が休まらないなら、せめて心だけは休めたいもの。

静かな冬の景色は、せわしない気持ちを少しだけ
落ち着かせてくれます。
冬の夜空も、ほかの季節に負けないくらい、
幻想的な美しさで一瞬、寒さを忘れます。
茜色の冬の夜空に、真っ白な化粧を施された広場の木々

家づくりに携わることは、お客様にとっての
人生のイベントの中でも最大ともいえる大きな買い物に
立ちあう責任の重さがあるがゆえに、やりがいもあり、
ご家族の夢の1ページの脇役になることができる素敵な仕事
『元お客』だった私が、ノルマもないのについついほかのお客様に自信を持っておススメしてしまうのは、
やはりお客様にとって良い会社だと思えるからなんだろう…とこの1年を振り返り、改めて実感しております。
それは私だけではなく、仮に別のオーナー様がケント・ハウスのスタッフになっていたとしても
おそらく同じような想いを持たれるだろうと…

1年間 お付き合いいただき 誠にありがとうございました。
ケント・ハウスに住みながら、スタッフの一員として働き、
こうしてブログを綴れる日々の“今”に
たくさんの励ましを頂き心より感謝しております。
来年も、歴史と伝説を残す熱い情熱家の方々との出会いと、
夢が詰まった建物をつくる喜びを共有させて頂けることを
楽しみにしています。
そして 一人でも多くのケント・ファンの笑顔が
花咲きますよう…
また来年お会いしましょう!!
皆様、よいお年を。。。