BLOG

2008年も残すところわずかとなりました。
今年最後のブログの更新となります。
2008年はケント・ハウスにとっても、飛躍の年だったように思います。
・・・といっても、私個人は入社して、まだ日が浅いので、あまり多くを語ることが
できませんが、秋のデザインウィークの参加をはじめ、新しいことにもチャレンジできた
1年だったのではないでしょうか。
ケント・ハウスは進化することを恐れない・・・
そのコンセプトの名言通り、建物のあちらこちらにも、“進化”は息づいていました。
   093.jpg
          12月の完成した建物です。
   隣接する公園のナナカマドがまるで一枚の絵画のように
   美しく見えるよう計算され、借景に恵まれた立地を最大限に際立たせた空間構成

多くのお客様との出会いがあり、お客様から多くを学びました。
家づくりは、コミュニケーションがすべての始まりです。
言ってしまえば、「何だかこの人とコミュニケーションを取りたくないな・・・」と思われてしまっては、
成り立たないということ。
幸い、私たちには“言葉”というコミュニケーションを担う大きな武器があります。
言葉は、豊かな表現力を持つ『素材』。
私は、今年1年の数々の出会いの中で、たくさんの言葉で少しずつ知識を得て、多くの建物に触れ、
ますます“家づくり”に魅了され、ケント・ハウスに実際に暮らし始めて、最大の“武器”のはずの
“言葉”ではなかなか表現し尽くせない居心地の良さに、自分を少しだけもどかしく思いながらも
とても幸せに感じています。
本当は、そこをきちんと伝えたいのに、なかなか伝えることができない自分の能力の低さを
戒めるしかありません・・・
そんな私ですが、多くの言葉に救われ、励まされ、元気や勇気を頂きました。
言葉で遊び、その言葉で笑いをもたらされ、言葉に喜びを見出し、言葉に感激した1年でした。
お客様には、美意識の持ち方や、時には夫婦のあり方を教えられ、
わが身を振り返り、ただ反省。。。
多くの人との関わり合いの中で、うまくいかない日は、立ち止まり、迷い悩んだことよりも、
胸を熱くしたり、うれし涙を流した事の方が記憶の中に鮮やかに蘇ります。
『人も会社も、まず自分から信じるということが大切だ』ということ。
                 今年出会ったあるオーナー様の名言です。
『家を建てるには、大金を投資するけれど、そこに信頼関係が無いといいモノにはならない。』
深い言葉に、オーナー様の心の余裕の秘密が解き明かされた気がしました。
“信義は理知より高い才能である” ということなのですね・・・
どちらかというと、私の場合は、大きな買い物なだけに、騙されたくない思いが強く、
疑心暗鬼にとらわれがちで、自分から信頼するというよりは、信頼できる事柄を確認して
積み重ねるために不安材料を丹念に取り除く作業を繰り返したようなところがあったので、
実際に住んでみて、そして入社してみて、やっと揺るぎない信頼を確信できた・・・というような
長い道のりを辿ってしまった自分自身をも振り返るいいキッカケになりました。
そう考えると、コミュニケーションを深める上では、実は“言葉”よりも“信頼”こそが
最大の武器だったのかもしれません。
人は、他人を信頼することによって信頼を得る資格が与えられるものなのでしょう。
         
人も仕事も 『好きでいるということ』 とは、信じることが必要条件なんだと教わりました。
009.jpg
         今年最後のお引き渡しの物件 
RCのアクセントと高級銘木のウォールナットを基調にした造作家具が、
落着きと格調の高さを創り出しています。
 花を愛でるオーナー様が
季節の移ろいを家の中からも感じられるよう様々な角度から心を砕いたプランニング

この仕事に携わったおかげで、たくさんの“ありがとう”を耳にした1年でした。
感謝の言葉に代えて、私も“ありがとう”で結びたいと思います。
来年も、ケント・ハウスのスタッフとして、またケント・ハウスのファンの一人として、
たくさんの素敵な出会いに恵まれるよう。。。
皆様、よいお年をお迎えください。。。

美食倶楽部 part2

2008年12月27日

今年も残すところ数日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期になると、頂き物やクリスマスの残りで冷蔵庫の中が期間限定で豊富になったり、
なぜか、には食材が満載なのにもかかわらず、外食の機会が増えたりで、胃袋は休息を許されません。
ケーキやお鍋、忘年会での暴飲暴食。。。
体重増加に拍車がかかる危ない時期がちょうど今頃からお正月明けまで続きます。
。。。ということで、美食倶楽部その2
              CROSS HOTEL レストラン agora
     098.jpg
agoraはギリシャ語で『広場』を意味します。
集った人が楽しく、幸せな気分になれるように・・・とういう願いが込められているそうです。
(スタッフブログのコメントより)
ちなみに、ポルトガル語にするとagoraは『今』という意味になります。
agoraは銀座で話題のskyや西麻布Furutoshiを展開している
SEED TANKの札幌一号店です。
なんというか、こちらのお店。。。
視覚効果を狙った魅せ方が非常に上手なお店でした。 
もっとわかりやすく言うと、演出に手抜きや妥協があまり感じられないというのが個人的な感想。
122.jpg
料理の脇役のトレーの台ですら 演出次第で立派な小道具に。。。
自称辛口の私が合格点を付けざるを得なかった秘密はどこにあるのか?

 149.jpg
 スイーツが乗るとこんな感じ
153_20081227000425.jpg    

チョコで添えるメッセージ  
156.jpg
こんなちょっとした遊び心にその気になってしまう私は、ひょっとして、筋金入りのスイーツ(笑)なのか?(笑)
さて、こちらのお店の徹底ぶりについて気になったので調べてみました。
こちらのレストランを手掛けている、SEED TANKという会社。
ホームページの初っ端から
「さぁ、今日はどうやってお客様を感動させようか。」 という文字が躍っています。
あぁ。。。 なるほど、そういうことか。
サプライズな演出とサービスを提供することを、常日頃から必死に考えているということ。
大げさに表現するなら、食をテーマにしたショービジネスのようなエンターテイメント的な発想・・・
スイーツ脳の私のような女性を洗脳することなど、きっとお手のモノでしょう。
さらに、徹底した教育プログラムのもと、人材育成を図っているそうです。
2000年設立とまだまだ若い会社。
社長も若い。。。
自社の存在意義を、「創造企業」とし、当て字を駆使したコメントが、独創的だと
アピールしているようにも感じさせる さり気ない隙の無さはサスガです。
ホームページ内のスタッフメッセージも、溢れんばかりのやる気と気迫に満ちています。
実際、こちらで働いていたスタッフもなんだか楽しそう。。。
この日は、センスの良さとスタッフの方々の気配りに酔いしれました。。。
147.jpg
飲食店に限ったことではありませんが、消費者へのサービスの流れが、まるでその人の細胞に
インプットされているかのように、テキパキ&キビキビして対応されるのも、小気味の良さと
安心感があります。
ファーストフードにありがちな、その人の口から日に何度も出るような、マニュアル化した
お決まりのフレーズもある種の心地良さを感じることがあるのです。
それは、サービスする側もプロとして、体にしみ込んだ台詞が、お気に入りの唄の歌詞のように
なめらかに伝えられる 聞き手にも快活な程よいリズムを取得しているからなのかもしれません。
    137.jpg

    揺るぎないポリシーを感じさせる シンプルで
       スタイリッシュなグラスやおしぼりトレー

     126.jpg
同じサービスといっても、そのお客様によって異なるタイプを見極めて、柔軟性と判断力が
要求されるものは難易度が高め。
前回の対応がお客様にとって満足だったとしても、次回のときに担当者が替われば、同じように
柔軟に対応できるか?と言われると、難しい部分もあり、品質(サービス)にムラができてしまうからです。
これをクリアするには、従業員一人一人のレベルの向上と、スタッフ同士の一致団結、
共通の目的意識を持つこと。
そして、研究者の中でも、極めて意見が多いのが、サービス業で最も大事なのは、
『サービスする側のおもてなしの心』であるという意見
ディズニーランドの成功の裏には、マニュアルに基づいたキャストの徹底した対応と
おもてなしの精神が関係していると言われています。
ともすれば、カジュアルフレンドリーで、馴れ馴れしいとも思える策略的な対応は、
本来あったはずの縦関係のつながりから横関係のつながりを重視することで、日本式接客スタイルを
根底から覆し、“魔法の王国”という独自の世界を確立しました。
         162.jpg
どんなサービスでも、厳しい消費者の判定の合否を分ける判断基準は、何にどれだけ徹底しているか。。。
それに尽きるような気がします。
    大切なのは、一点の曇りもないサービスへの信念。                                       
色々な部分で妥協したり迷走しているお店は、微妙にその諦めや迷いが消費者に
伝わってしまうような気がします。
170.jpg
ビュッフェのお約束 定番のサラダもドレッシングの斬新さで、
      印象に残るおもてなしの一つに・・・
                                                               
 172.jpg
こちらは、「カラスミドレッシング」   
素材の大きさを工夫し、手作り感をアピール 
アレルゲンなどを示す親切なポップなど、お客様目線に立った心配りも高ポイント

店内をいくら気取った演出で着飾っても、中途半端な徹底振りでは、世の中の刺激に慣れているお客様の
心を掴むことはできません。
常に時代の流れやトレンドに敏感で機敏に反応し、徹底したおもてなしの心を伝える手法を
サービス側は求められるのです。
 175.jpg
      遊びを加えられた盛り付け
おもてなしは、言葉でも表現することが可能です。
「お会いできて楽しかったです」という100%の社交辞令に、「お上手!!」と思いながらも、
例えばそれが、使い古した殺し文句の営業戦略の一つだったとしても、その笑顔と言葉を真に受けて、
気持ちよく消費したいという心理が誰しもあるはずです。
1番のサービスは、こちらのレストランや“魔法の王国”のように、そこで本当に楽しそうにイキイキと働いている従業員の雰囲気を伝えることなのかもしれません。
その笑顔に、すべてが集約されているような気がするから。。。

〜HOTELに学ぼう〜1

2008年12月21日

お家を建てるにあたって、住宅の勉強は何も“家を見ること”だけに留まりません。
例えば、オシャレなショップ。
例えば、素敵なレストラン。
そして、例えばスタイリッシュなホテル・・・
そんな心が華やぐスポットにも、家づくりのヒントはちゃんと存在します。
やってきたのは、CROSS HOTEL
モダンでクールな大人の空間。。。
奥行きのある長めのアプローチには、洗練された異空間を予感させる
イルミネーションのオブジェ
web_E382A4E383ABE3839FEFBC86E383ACE383BCE382B6E383BCE291A1_2008.jpg
ホームページより
こちらをデザインされたのは、小樽の北菓楼本店などの照明を手がけた照明デザイナーの中屋恵美さん

E38394E383ADE38386E382A3.jpg
一面ガラスの通りを一歩一歩進みながら、自然とアートな気分は高まります。

web_X27masE38384E383AAE383BCE6A8AA_2008.jpg
そこには、ホテルにありがちなゴージャスさや、格調の高さなどを意識した煌びやかな
贅沢さはありませんが、いたるところに煌めく“センス”というスパイスがたっぷりと盛り込まれ、
訪れる人をファッショナブルな気持ちにしてしまうホテルです。
そんな映画のワンシーンになりそうな異空間を演出する舞台裏には、センスの良さの
ほかに、ライティングの完成度の高さも きっと無関係ではないはず。
048.jpg
全体的にダークなトーンでまとめられながら、質の高い計算されたライティングと
アクセントの家具やオブジェが 空間に広がりと深みを与え『非日常』の世界を見事に仕立て上げています。
077.jpg
089.jpg
家の中でも、こうした間接照明などを生かしたアーバンな空間は ちょっとした工夫で手に入れることができ、
昼とはまったく違う表情を見せてくれます。
062_20081220235819.jpg
084.jpg   102.jpg
092.jpg
エレベーターの上、下の表示も壁にライトを当てて演出
独創的なアイディアもスタイリッシュな空間構成に一役買っています。
119.jpg

ここまで計算されていれば、まるで空間が照明を纏っているかのようです。

115.jpg
壁とオブジェの色味を合わせ、紫が持つ神秘的なイメージを
スポット照明でうまく演出
光を操る華麗なテクニックの前にできる術は、ただ無防備に心を奪われることくらいしかありません。
〜つづく〜

毎年、この時期になると街はクリスマスムード一色になります。
例外の待ったなしで毎年訪れる恒例行事。
回も重なってくると、アイディアとセンスのみの競演になり、
決められた予算の中、いかにして、他とは違う見ごたえのあるモノを作り上げることができるのか?
というのが、最大のテーマになるのかもしれません。
015.jpg
それぞれのホテルや百貨店、ショッピングモールなどでは、
そんな「努力の結晶」がカタチとなって、素敵なデコレーションで道行く人の目を楽しませています。
016.jpg
その点、家庭のクリスマスの演出は努力いらず。
自分たちだけで楽しめればいいので、そこに頭を抱える必要はありません。
158.jpg
でも、ちょっとだけ考えるとしたら・・・
 001_20081217002557.jpg
1年に1度のスペシャルシートの確保と、それを想定した“あらかじめ”のイマジネーション
010.jpg
ここはちょうど、玄関のアプローチの窓の前

067_20081216235126.jpg
そして、もう1箇所考えたのが、階段の折り返し部分のスペース
極端に大きなツリーでなければ、階段を上り下りするのに邪魔になるようなこともありません。
それを想定して、階段の真下にコンセントを。。。
197.jpg
                                203.jpg
そして、階段下の床には照明を埋め込みました。
ここも将来、さり気ないクリスマスの演出を施すことがあるのかも・・・と考えて。
                                          210.jpg
実際に取りつく前は、素人の私にはこの光の筋がどうしても想像できなくて、
完成後の言葉では表現できない甘美な光のメッセージを楽しみにしていました。                                       214.jpg
さて、さきほどのおさらいですが、クリスマスイルミネーションで大切なイマジネーションは、空間バランスと
スペース、コンセントなどの確保、演出物を最高な状態で演出できる背景への気配り。
クリスマスツリーひとつとっても人により、タイプが分かれます。
お気に入りの立派なツリーを見つけて、毎年同じ飾りを楽しむ堅実派
ツリーは同じだけど、飾りのアレンジで毎年変化をつけて楽しむアレンジ派
そして。。。 
私のように、売り手の魂胆にまんまとハマり、収納の後先を考えず、
目新しいものに飛びつき、中途半端なツリーばかりがドンドン増える雰囲気衝動買い派
別に決めているわけではないのに、お店のムードと誘惑にコロリと負けて、
振り返れば、毎年のようにクリスマス関連のグッツは購入してしまいます。   
よって、我が家のクリスマスツリーは、その年ごとの持ち回り制です (笑)                                                                      
                                222.jpg
クリスマス時期のお店は魔性の魅力にあふれています。
少し待てばお得なバーゲンが待っているのに、それを待ち切れずに、
ついつい購入。
それもこれも、クリスマスの魔法が放つ、消費者を浮き足立たせるオーラのせい。。。
「敵」の作戦はわかりきっているのに・・・
                                         194.jpg
そして、決心するのです。
来年こそは無駄遣いをやめよう・・・と。
そんな固い決心も、お店側がかもし出す、購買意欲をかきたてるプロフェッショナルな戦術に
勝ち目はなく、あっけなく覆されるのは来年もきっと同じことなのかもしれません・・・
190.jpg
。。。ということで、今年の衝動買いの戦利品はニッチへ・・・
来年は、今年紹介しきれなかった控えのクリスマスツリーを紹介します。(笑)

先日行われた現場内覧会での出来事。
現場内覧会は主に、プラン中の方やモデルハウスをご覧頂き、
気に入っていただけた方に個別でご案内を差し上げ、実際にお客様が
住まわれる前の建物の空間を感じていただくことで、具体的なイメージ作りになれば・・・
と願いを込めて行っているものです。
今回の現場内覧会のオーナーさまは、20代の若さで立派なお家を完成させました。
その若い感覚は、大胆で斬新な発想とモダンなデザインで見事に生かされ、見に来られた多くの人々の関心を誘っていました。
                  s-027_20081210202948.jpg
ご来場されたプランニングの最中のお客様には、見せ方のテクニックや、モデルハウスだけでは
伝えきれない様々なバリエーションを見ていただき、参考にされ、良いところを
上手に取り入れていただきながら、また新しいお客様へと引き継がれ、
新たなるお披露目の日を迎えられる・・・
そんなご好意の素敵なつながりに私たちは助けられています。
今回の内覧会のオーナーさまも、プランの最中は何度か内覧会に足を運ばれ、
窓の大きさなどを熱心にご覧になっていたのが印象的でした。
ご夫婦ともに、口数はそれほど多くはなく、小さなお子様連れということもあり、
腰を据えてゆっくり・・・というわけにもいかず、終始当たり障りの無い会話で終わっていました。
さて、多くのお客様に楽しみにしていただいている内覧会。
それぞれの内覧会のご案内状には、その建物のテーマとともに文章が添えられるのが
当社のならわしです。
                                s-354.jpg
テーマと言っても、ほとんど独断と偏見の“こじつけ”のようなものですが・・・(笑)
でも、それがかえって、「我が家は一体どんなテーマがつけられているんだろう・・・」と
期待に胸膨らませてしまうのです。
少なくとも私の場合はそうでした。
我が家の内覧会の招待状の文章を読んだ時に、「うちはこんなに立派じゃないぞ」と
苦笑しながらも、手塩に掛けた我が家が、ドラマチックな文章とともにドレスアップされていく
のはやはり悪い気はしないものです。
                『馬子にも衣装』ならぬ『家にも文章』
そんな美しい文章を以前に手掛けていたのは、モデルハウス担当川崎さん。
オーナー様のこだわりを考慮しつつ、文章を見てたくさんの人に「この建物が見たい」と
思わせるような2つの側面を、わずか数行に凝縮させることは、ある程度のコツと経験が
必要になってきます。
自分が書いた文章を読み返すと、プロが手がける文章に比べたら、まだまだ完成系には程遠く、
それも「味」と「個性」の賜物だと自分を慰めるしか良い方法が見当たりません。
そんな心温まる“ならわし”は、この先も“つながり”がある限り、
私達で大事に受け継いでいきたいと思っています。
これといったルールや正解があるものではない文章作成の仕事は、この先もずっと
自己満足と自己反省が交差することでしょう。
そして、気になるのは主役である建物のオーナー様の反応。
でも、お客様の真新しい建物と笑顔(希望的想像)を思い描きながら、一行一行埋めていく作業は
やっぱり、楽しい仕事の一つではあります。
                                       s-014_20081210202916.jpg
さて、話は元に戻しますが、今回の内覧会のオーナー様。
近くを通りかかったついでにと言いながら、内覧会の数日前に、わざわざお手紙を
取りに来てくださったのです。
嬉し恥ずかしハプニング・・・
目の前で、封を開かれマジマジと読まれるのは初めて。
たとえどうにも気に入らなかったとしても、それを露骨に表わすことなど、大人の世界では
お客様といえども、なかなかできるものではありません。
ご主人の、見方によっては喜びともガッカリとも取れる判断に迷う表情が何とも悩ましい。。。
あぁ。。。 やはり、やってしまったか・・・(涙)
そして、迎えた内覧会当日。
ご主人は、お客さんの入り具合を我が事のように気にして下さり、
自分の家のプランの足跡や、変更の経緯について、まるで大河ドラマのように、
いつもより口数多く語ってくれました。
ご自身の家がどんどん進行するに連れて、心の距離が近づくとともに、お客様の方でも緊張感から
解放されて、“その人らしさ”に出会えるときは特にうれしく思います。
さらに、内覧会の終了後はお父様を連れて、はじめてのお披露目。
お父様は、遥か昔に経験されたご自身のマイホーム購入時を遠い目で振り返りながら、
ゆっくりと無言の空気も空間の一部であるかのように、息子さんとの会話とお家を楽しまれていました。
そんな父と子のたどたどしい会話のやりとりの中に見え隠れするのは、お互いを敬うどこか誇らしげな表情。
こちらまでも、心がゆっくりと温泉に浸かるようなジンワリとした温かさに包まれていきました。
内覧会の数だけ、それぞれのドラマを見ることができます。
「家」は、一緒に暮らす家族のみならず、周囲の人々にとっても特別な買い物であるがゆえの
思い出深い晴れの日に立ち会えることは、私たちにとっては、ちょっとしたご褒美なのかもしれません。
そして私にとって、大きなご褒美が待っていたのは引き渡し当日。
ご主人の何とも言えない表情が記憶に新しい、例の内覧会の私のつたない文章にまつわる奥さまからの
心温まる言葉でした。
考えてみれば、日常会話も文章も単純な言葉の組み合わせの積み重ね。
特に昨今は、メールや携帯電話などで、その人自身の文字や表情が見えなくとも
お手軽にコミュニケーションが成り立ってしまう世の中。
機械的で、シンプルかつ無機質なモノであっても、気持ちを乗せ、想いを込めると、
そこに命が吹き込まれ、美しさや彩りが増すのかもしれません。
不器用でも、たとえ少なくても、優しさの詰まった言葉というものは、品物のプレゼントなんかよりずっとずっと
人の心に色彩豊かな感動の「名画」を残すことでしょう・・・
富沢さんの文章、色彩に乏しいよね・・・と笑われてしまわないよう、
私の文章にも、たくさんの「新色」を加えなくては。。。
これからも精進いたします。。。
PS. こちらの内覧会にて、ブログを読んで頂いていていた・・・というお客様に声を掛けていただきました。
   感動の大波が心に打ち寄せました。。。
建物を見て気に入っていただき、ブログを読んで、気兼ねしていた気持ちに変化が出て、気軽にプランの
ご相談をしていただけること。  仕事をしていて、こんなに嬉しいことはありません。
             
            それはあなたにとっても、きっと感動のドラマの始まりだから。。。

さて、オブジェシリーズの話もいよいよ3回目・・・
そのオブジェのヒントを得たのは、あるおもちゃでした。。。
知る人ぞ知る・・・おもちゃの世界は単純なようでいて奥が深いのです・・・
そんなおもちゃの中で、世代を超えて長きに渡り愛され続けているのが
幼い頃、誰もが1度は手にしたであろう『積み木
積み木の魅力は、そのシンプルがゆえの万能性。
積み木のほかに必要な「道具」は「イマジネーション」だけ。
時にデザイン性の高いアートに、時に立派な建造物に、そして時にロボットなどの近未来ものに見立てたり・・・と想像力さえあれば、時間を忘れて没頭できるのです。
積み木はモノづくりの基本であるといっても過言ではありません。
単純な形の組み合わせだからこそ、造り手も、また使い手も頭を使うことを要求され、
創意工夫が必要なのです。
それをすでに認識している人は数多く、素材、質感などにとことんこだわり、
本物を追求した積み木のブランドも数知れず、その真剣さ度合いは、同じモノづくりに
携わる私たちも頭が下がります。
美しさとデザイン力という意味での完成度の高さは、単なる積み木という枠を超えているのが、
その世界にはすでに言わずと知られた屈指のブランド
スイス naef社
はじまりのきっかけは家具の職人だったネフ氏に投げかけた顧客のこの言葉
「世の中には、美しい食器や家具があるのに、美しい玩具がない。この店にふさわしい玩具を作るべき」と・・・
いつの時代にも、お客様の声に真摯に耳を傾けることで、ヒントを得ることは多いのですね・・・

代表作のひとつ ネフスピール
spiele.jpg         spiele-s2.jpg
どういう形に積んでも、それなりに美しく見えてしまうのは、絶妙なバランスと
造り手のこだわりが詰まっているから・・・

ネフ社史上 最高傑作と呼び声高い
ダイアモンド
450x600-2008011700007.jpg diaB-s03.jpg
洗練された美しさと完璧な仕上がりに息をのみます。
br9282.jpg
こちらは120年続くスウェーデン王室御用達 BRIO(ブリオ)
BRIOの創立者のイヴァーは、ものづくりにおいて一番大切なのは”品質”であると信じていました。
常に「良質なおもちゃ」を目指したイヴァーのものづくりの姿勢は、現在もなおBRIOの商品づくりの現場に大切に受け継がれています。
BRIO製品の最大の特徴は“クオリティと耐久性”です。
ひとつのおもちゃがお父さんからその子供、そして孫の代まで長きに渡って受け継がれても、BRIOにとっては決してめずらしいことではないと言います。
積み木というシンプルながらもこだわりぬいた一つ一つのピースに触れることにより、
遊びに熱中する中で、形体や色彩の美しさ、数学的な関係性や秩序を発見し、
それを生かした遊びと作品づくりへと感性を育てながら発展させます。
さらに、モノを造るプロセスや、積み上げながら感じるワクワク感が想像力を膨らませます。
dusyma_tumikiasobi.jpg
こちらは、ドイツのメーカー デュシマ社の商品
多くの教育現場に用いられ、現在のドイツの多くの玩具と幼稚園家具の原点はデュシマ社にあると言われるほど多大な影響を与えています。
創設者クルト・シフラーはフレーベルの思想やゲーテの色彩論への関心を基に、数や形、色彩を学ぶことができる玩具を考案し、その理念の一つが「美しく、遊びたい気持ちにさせるものであること」
そして、同じくドイツの名門HABA社

img1045454796-1.jpg
アムステルダム
会社の信条は『実用性が高く、子どもが楽しく遊べる製品作りをファーストクラスの実績で証明する』こと

家具づくり60年以上の伝統があり、HABA社のおもちゃはドイツ的ともいえる
質実剛健さがあると言われています。
こうして見ると、各社それぞれ、確固たるモノづくり哲学を持っているのがわかります。
造形デザインの極みともいえる 積み木
まだまだ語りつくせない・・・
でも、これ以上続けたら怒られそうなので、それはまたの機会に・・・
そして、問題のオブジェ構想・・・
一体どんなものからヒントを得たのかというと。。。
長くなってしまたので、それも、次回のシリーズでお届けします。。。
〜 つづく 〜

美しさを表す表現は色々で、たとえば、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花・・・」
このように、単に美人というだけではなく、立ち振る舞いの美しい表現を花に例えて表し語り継がれている
形容や、美術の世界では、浮世絵の祖と言われる菱川師宣筆『見返り美人』には正面だけの姿だけで美しさを判断するのは愚かだということを教えられます。
160px-Beauty_looking_back.jpg
17世紀末当時の流行の「吉弥〔きちや〕結び」と呼ばれる帯の結びと、紅色の地に菊、桜を刺繍した着物を見せるため、歩みの途中で見返る姿をとったと推定されている『見返り美人』
『後ろ姿の美』をこの絵は語りかけています。
s-トミザワ家ウシロ1
これは我が家の後ろ姿
陰影をつけるだけの理由で2階にバルコニーをつけ、エグリ取ったようなデザインです
このプランを見たときに、私は深い衝撃を受けたのです。
立面図を見た瞬間、「カッコいい・・・」と思ってしまった。。。
そして、日が経つにつれ、自分の浅はかさを思い知ることに・・・
深く考えずに決めようとしていたこの土地は、大きめの道路に面しているので
後ろからも丸見えな上、公園に隣接しているため、横も丸見え。
要するに、ほとんど隠しようが無い立地だったのです。
隠しようがないということは、即ち外壁などでコスト調整を図るのは難しいことを意味しています。
s-img_0798_20081125020922.jpg
さて、前回は土地選びに少し触れましたが、一般的に『角地』は建ぺい率の緩和や日照の確保、
プランの柔軟性などから人気も高く物件も少ないのが現状ですが、我が家のパターンのように
目立つ場所というのは常に人目に晒されるため、人目を意識してしまう
→減額の場面で苦しむという可能性もあります。
我が家のほとんど使えない猫の額のバルコニーは、その後何度も減額の議題に上っては
消え、上っては消え。。。を繰り返しました。
外観のエグリにこだわって、心もエグられるなんて何とも滑稽な話。
けれど今は、「経済事情」を考慮しても、まったく後悔はありません。
その時に 結局、気持ちがそこに辿り着いてしまっていたということは、断念すると未練だけが
残るような気がしました。
考え抜いて出した結論は後悔とは無縁なのかもしれません。
人の後ろ姿も多くを語ります。
「背中で泣く」「背中が踊る」など、むしろ正面から見る表情より後ろ姿の方が
その人の本当の気持ちがわかることもあります。
顔の表情でごまかすことができたとしても、後ろ姿までごまかすことは難しいことを
私たちは知っています。
家の後ろ姿にも、そんな豊かな表情があるのかもしれないと想像すると
他を削ってでもそれを軽視することはできませんでした。
でも、好都合なことに 何を諦めたのか不思議とあまり思い出せないのです(笑)
ただ、外観にこだわって室外機やダクトが気になるエアコンを
つけることを諦めたのだけは、否でも夏の暑さが思い出させてくれます。
コンセントだけは確保したので、不快指数が私の外観の美学を上回ったらその時に
考えることにしていますz 私にとっては惚れた弱みにつけ込まれたにも関わらず、結局目にするたびに
満足感を得られるほど、ここに魅力を感じられているのは最も幸せな自己満足のような気がします。
s-トミザワ家ウシロ2
コスト調整は家づくりの過程において、最も頭を悩ませる苦しい作業です。
まさに、“顔で笑って背中で泣いて”
手の届きそうもない非現実的な金額なら、いっそのことキッパリと諦めもつきますが、
いかにも、少し頑張って手を伸ばしたら届くような気がする 中途半端な額の積み重ねが多いため、
優先順位をつけることがストレスになるのです。
見た目のデザインにこだわるのか、快適な機能にこだわるのかは各家庭それぞれ。
s-img_0781.jpg
ただ一つ言えるのは、どっちでもいいのかな・・・と思えることは、自分にとってその程度の存在
のような気がしますし、原点に戻って考えた場合にも、たとえ他人にとってはどうでもいいことだとしても、
自分の気持ちがそこから離れない場合は、最も大切にしたい部分なのだと自分自身の「心」が
教えてくれているような気がします。
そんな心のシグナルに耳を澄ませて敏感になればきっと本当に大切なものに気がつくはず・・・
惚れた弱みに素直に流されてみても、後々悔いは残らないような気がするのです。
家づくりは自分自身の価値観と向き合う最大のチャンスと考えて・・・

先日、某所で現場内覧会が行われました。
s-017_20081118234752.jpg
こちらのお宅は、札幌市内で、自然も残る美術館などにもほど近い閑静な場所にあります。
当日は雨が降ったり止んだりのあいにくの天候にも関わらず、
たくさんの方にご来場いただき、建物ばかりではなく、環境の良さに対する感想も
たくさん寄せられました。

s-042_20081118235312.jpg
土地をこれから・・・という方は2タイプに分かれます。
勤務先や実家などの近くを希望される理由から、○○区など、ある程度場所を絞って探されているお客様と
逆に、そこそこ利便性もよく、環境もよさそうなところなら、場所にはこだわらない・・・というお客様のタイプ。
条件は緩ければ良いというものでは決してなくて、、むしろ厳しくても
条件にピッタリ合う土地がたまたま見つかった時の方がトントン拍子で進むことも往々にしてあります。
しかし、一概にそうとも言い切れないのがつらいところ。
たまたま通りかかった土地の環境が気に入って・・・
たまたま良さそうな新興住宅地のチラシが入っていて・・・
など、この「たまたま」も、土地決定の際のあなどれない重要な「キーワード」になったりするので、
土地探し真っただ中の方は、「たまたま」という偶然の産物をいつでも受け入れられる
「収納スペース」を頭の隅にご用意ください。
そして、土地を選ぶ際に必要となってくるのが、直感。
さらに、判断力と決断力。。。 そして行動力です。
この中で、唯一、私たちが手助けできることがあるとすれば、それはその土地を分析して読み取る
確かな『判断力』
だから、土地を契約する前に、遠慮しないでお気軽にプランの相談をしてくださいと
私たちはご説明しています。
「この辺はいいところですね〜」と土地の環境を褒めてくださったお客様に、
「オーナー様とは、土地探しのころからのお付き合いで、こちらに土地を決めるまでにも
いくつか候補があり、色々な道のりがあって最終的に今の場所にたどり着いたのですよ。」
という流れをお話しすると、皆さん 心なしかホッとした表情を浮かべられます。
土地選びで苦労しているのは、うちだけではなかったのか・・・
そんな心境なのかもしれません。
s-028.jpg
こちらのオーナー様は、実は私が入社して、はじめて土地探しの段階から計画が始まったお客様。
直接かかわったわけではありませんが、そんなやりとりをそばで聞いていていたので、
なんだか我が家の土地探しから〜のパターンとも似ていて、思いも重なり、赤ちゃんの成長を見守る隣の
おばさんいえ、お姉さんのような心境に・・・
そんなオーナー様に頂いたメールの中には、こんなコメントが寄せられていました・・・
〜 土地を持たない私たちがこうして無事に家が完成したのも皆さんのおかげです。
我が家が一人でも多くのお客様の役に立ち、我が家のような家がますます増えていくことを祈っています 〜
お客様に、直接こんな風に感謝の言葉を頂けるのは、とてもありがたく、がんばった仕事と引き換えに
頂ける宝物なのかもしれません。
新築をご検討されているお客様への現場内覧会では、建物自体の参考にされるのはもちろんですが、
土地選びでの裏話やデザインのこだわりポイントなどを聞くことも、今後の家づくりの成功には
外せない大きなカギ。
自分が家づくりで頭を抱えている真っただ中に、似たような苦労を乗り越え、こうして立派な家を完成させた
「諸先輩」が辿ったプロセスを聞くことは、どんな「参考書」や「教科書」を読むより励みにはるはず・・・
———————————————————————–
こちらの建物は、現在個別にてご案内中です。
新築をご計画されていてご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

ひょんなことから、「Kハウス」の階段下のオブジェを担当することになった私が
竹の次に考えたものは・・・
それは、各現場で余ったタイルや建材などを利用してアートにするという、奇抜すぎる発想でした。
この思いつきを上司に打ち明けると、曇った顔で私にこう言ったのです。
「テーマはなんなんだ?」と・・・
テーマ???
・・・テーマかぁ。。。
思ってもみなかったその「テーマ」
そしてこう答えた私。
「テーマは後からついてきます!!」
さらに、こんなへ理屈も。。。
「テーマとは、得てして抽象的なもの。仮に「飛躍」とつければ、
この辺が「飛躍」なのか・・・と思う人もいるし、別なところが「飛躍」に見えてくる人もいるから、
きっと大丈夫でしょう。。。」
根拠のない自信たっぷりの私に、ますます不安を感じた上司・・・
「大きさは? おおまかな形は? 素材は? 色は? 施工は?」と矢継ぎ早に質問攻め。
ここで答えに窮していては、この仕事を自分に任せてはもらえないのは火を見るより明らか。
とりあえずは、堂々と答えるしかありません。
「素材は何になるかわかりません!! 大きさも形も施工もすべて現場で決定するのです!!」と・・・
上司の表情が凍りつき、目が点になったのは言うまでもありません。。。
建物というモノづくりに携わる建築士の上司にとって、私のように何の構想もなく成り行き任せで
モノをつくるなど到底納得できない論外な話。
上司は、空間バランスの大切さや、建物との調和の大事さ、模型などを駆使した具体的な計画性の
重要性について説きました。
なるほど・・・ 確かに、基本を無視して、よいものが生まれることは奇跡に近いことなのもかもしれません。
そして、リスクが大きいことも確かです。
大切なお客様の「商品」を危険にさらすわけにはいきません。
そして、議論の最終地点は、比較的「素材」から入りがちな私に対し、全体的な空間をトータルで
捉え、緻密な計算の元に素材を決定していく着実なプロセスをたどる上司との考え方の食い違いでした。
これををわかりやすく料理に例えると、確かなメニューを決定してから食材を選び、作り上げるのが
上司で、私は、冷蔵庫の中身の素材を見てからメニューを考えるという違いなのかもしれません。
さらにいえば、私は素材を見て、切って調理しながら味付けを決めていくタイプ。
頼るべきは、自分自身の「舌」という野性的感覚のみ。
それは、時々奇想天外な味付けで、ミラクルを起こすことも無きにしも非ず。。。
しかしながら、仕事は、日々の料理のように、「今回はちょっとしょっぱかったね!!」と笑って
流せるものではありません。
安心で確実 そして、最終的には 『想像通り』 という着実な計画性が重要なポイントになってきます。
オブジェを造るにあたっては、まず、この辺の頭の構造の大改革から始めなければ
ならなかったのです・・・
〜続く〜

〜オフィス訪問〜

2008年11月13日

「Kハウス」のオブジェがその後、どんな道のりを辿り完成したかというのは
この先の記事の更新をお楽しみいただくことにして・・・
ちょっとしたお知らせです・・・
このたび、オフィスで働くための情報誌 さっぽろシティライフというフリーペーパーの
「オフィス訪問」のコーナーにケント・ハウスが登場しました。
それがこちら
s-132.jpg
こちらは道新オントナ事業部から毎月オフィスに配られるもので、
働く女性に嬉しいたくさんの情報が詰まっています。
カメラマンは数々の芸能人の撮影も手がけた久保ヒデキさん。
久保さんのブログ
ライターは道新オントナ事業部の藤田郁美さん
移動の車中では、久保さんの経験された撮影秘話で盛り上がり。。。
にわか「芸能界ここだけ話」のような展開に笑いが止まりませんでした。
しかし、撮影となるとさすがにその道のプロ。

s-WO8X3221_1.jpg
合成を加えたかのような仕上がり。。。
今回の目的は、ケント・ハウスをまだ知らない多くの方々にPRするのが狙い。
さらに、すでに知って下さっている方々にも、普段はなかなか伝えることのできないオフィス内の様子や、
仕事の様子を見て頂き、もっとケント・ハウスを身近に感じていただけたら。。。と願い撮影に臨みました。
打ち合わせの中で、記事では書ききれないほどいろいろな思いを語った
その『収まりきれない想い』が紙面でお届けできれば・・・と願っています。
そんな想いを語った後は、2階で仕事をしている風景の撮影・・・
想いを伝えるのも大切ですが、写真を通して臨場感も伝えたい・・・
s-127.jpg
お客様との本社での打ち合わせの際には、2階のオフイスに上って頂き、木造で築いた
施工レベルの高さと、職場環境を厳しい目でチェックしていただくために
実際にご覧いただく場合もあります。
以前の記事でも触れていますが、ケントのオフィスはワンフロア
s-088.jpg
これは、徹底した風通しの良さを追求したため。
自分自身が直接かかわっていない仕事でも、なんだか大きなプロジェクトが始まりそうな
空気感だったり、問題が起きた時の感情を共有できるメリットがあります。
風通しの良い職場作り で職場における戦略的なコミュニケーションを築く担い手であるcoach Aの
鈴木義幸氏はこう述べています。
「壁」は超えるものではなく、壊すものだと・・・
大胆不敵な深いお言葉・・・
さらに、移転に当たっての自社のオフィスコンセプトは「真面目なハワイ、真剣なカリフォルニア」
コミュニケーションの活性化を目指し、ケントと同じくオープンなスタイルにこだわったと言います。
コミュニケーションを活性化する目的として、一切の仕切りや壁を作らないこと。
そして、互いの距離を縮めること。
これは、ケント・ハウスが提案する、なるべく余計な仕切りをなくすこと、個を大事にしつつも
遊びの空間や、共のスペースに工夫を凝らした他社とは違ったプランニングにも反映されています。
お客様との心の距離を縮め、オフィス空間同様、心に仕切りをなくさない良い関係を目指して。。。
今日もケントメンバーは、お客様との良いコミュニケーション作りに励むのです。。。